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英語新聞ウォールストリートジャーナル(WSJ)から見た起業・ビジネスのヒント英語がわからなくても最新アメリカビジネス事情を知りたい人、集まれ! 2011.01.29 Saturday
【425号】ペットボトル価格高騰の隠れた原因
◎本日のニュース 飲料メーカーの悩みの種になっている。
この価格高騰の原因は、PET(ポリエチレンテレフタレート)樹脂の 高騰にある。 アルミニウムやとうもろこし・砂糖など市場で取引される原材料の場合、 契約により価格上昇をヘッジできるが、PETは市場で取引されない商品 であるため、ヘッジができない。 そのため、価格変動の影響をそのまま受けることになる。 PET価格が上昇したのは、PET樹脂を製造するために 必要な原材料が需要増大したからである。 この需要増大に、アパレル業界が大きく関係している。 綿の価格上昇に直面したアパレルメーカーは、 綿の代替品としてポリエステルを使うようになった。 ポリエステルはPETと同じ原材料で作るため、 ポリエステルの需要増大がPET価格の高騰を引き起こすことになった。 コストアップに直面した飲料メーカーは、 価格引き上げ・販促費用抑制・その他コスト削減にて、 乗り切る模様である。 3)キーとなる英文 Beverage companies are getting squeezed by higher production costs across the board, but rising prices for plastic are posing the biggest threat to the price of a soda. 4)キーとなる英文の和訳 飲料メーカーは、全体に渡る製造コストの上昇により、 苦しめられているが、プラスチックの価格上昇が、 炭酸飲料価格にとって一番大きな脅威に挙げられる。 5)気になる単語・表現 squeeze 他動詞 圧搾する、締め付ける across the board 副詞句 全体にわたって、全員を含んで post 他動詞 貼る 6)今日のヒント またしても、原材料価格高騰に悩む食品メーカーの記事である。 ただし、今回は原材料市況の高騰がコストアップに 直接つながるという単純なものではない。 ペットボトルは、PET樹脂からできるので、 PET樹脂の価格が上昇すれば、ペットボトル価格も上昇する。 だから、飲料メーカーは、ペットボトル価格の予測をする 時には、PET樹脂価格動向を見ればいいことになる。 ただ、PET樹脂自身は、外部環境に影響される。 今回の記事で取り上げられているのは、綿の価格だ。 一見、何の関係もないように思われるが、 綿とPET樹脂は大きな関係性を持つ。 この二つをつなげるのが、ポリエステル。 綿の代替品である。 綿価格が上昇すると、綿をその主原料とする アパレルメーカーは、そのコストアップに 対処しなければならない。価格を引き上げるのか、 綿の代わりに他の原材料を使うか、などである。 アパレルメーカーが採ったのは、 綿の代替品としてポリエステルを使うということ。 この結果、ポリエステルの需要が高まり、 ポリエステルと同じ原料を使うPET樹脂が その影響を受けることになる。 このように、原材料は、その元となる原材料をたどれば、 様々な影響を受けることになる。 これまで考えられなかったモノの代替品 として使われることもあるだろう。 (例えば、原油の代替品として、 とうもろこしを原料とするバイオマスエタノールが使われるなど。) 事業に関連する原材料に注目するだけでなく、 その周辺産業にも注意が必要だ。 *************************** 《今回のヒントのまとめ》 1)飲料メーカーは、ペットボトル価格の上昇に 頭を悩まされているが、そのもともとの原因は、 綿価格の上昇にある。 2)綿価格が上昇したことによって、 アパレルメーカーは、その対応策として、 綿の代替品としてポリエステルを使うようになり、 ポリエステルの需要が増大した。 3)ペットボトルの原料であるPET樹脂は、 ポリエステルと同じ原料で作られる。 そのため、ポリエステルの需要増大が、 同じ原料の需給逼迫につながり、PET樹脂の価格上昇につながった。 4)原材料は、その元の原材料の影響を受けるだけでなく、 これまで考えられなかった代替品の登場によっても、 思わぬ影響を受ける。事業に関連する原材料に 注目するだけではなく、その周辺産業にも注意が必要だ。 *************************** 6)おすすめ商品・サービス Winecarte 簡単ワインの選び方 一番新しい記事は、 2007年カベルネ・ソーヴィニヨンのカリフォルニアワインに注目 http://wine.ryotarotakao.com/archives/393 です。 最近、ワインを勉強しています。 それをアウトプットする意味でも、ワインのサイトを始めました。 焦らず少しずつ作成する予定です。 http://wine.ryotarotakao.com/ 編集後記 こんばんは、高尾です。 昨日は、ウェブの画像編集ソフトFireworksの講習を受けました。 このソフトは、それほどメジャーではないため、 参考書があまり出版されていません。 しかも、以前買った本は、初心者には大変わかりにくく、 これまで使いこなせませんでした。 少し高い受講料でしたが、やはり基本はお金を払っても学んだ方がいい。 まだ復習ができていないので、今日これから行います。 高尾亮太朗のfacebook⇒ http://www.facebook.com (アカウントは、ryotarotakaoです。) 高尾亮太朗のツイッター⇒ http://twitter.com/ryotarotakao 高尾亮太朗の公式サイト⇒ http://ryotarotakao.com 今日も長い記事を読んでいただき、ありがとうございました。 感謝・感謝・感謝です! ご質問・ご相談・ご感想がございましたら、ご連絡ください。 ⇒ tryotaro1975@aol.com メルマガ相互紹介を希望されるメルマガ執筆者様は、ご連絡お願いします。 私もごく少ない部数の時に、 いろんなメルマガ執筆者様に助けていただきましたので、 今回は私が恩返しします! メルマガ相互紹介に関する連絡先はこちら ⇒ tryotaro1975@aol.com 今日の反省などについては、このブログを ⇒ http://ameblo.jp/caferics/ メルマガ連動のブログサイトを作りましたので、 できればコメントお願いします。 http://wsj.jugem.jp/ 当メルマガの情報については万全を期しておりますが、内容を保証するもの ではありません。これらの情報によって生じた、いかなる損害についても、 補償はいたしかねますので、ご了承ください。 また、当メルマガでは広告も誌面の一部として、読者様に有効であると 思われるものを厳選しておりますが、内容については当方で責任を負える ものではございません。ご配慮の上ご利用頂けます様お願い申し上げます。 2011.01.25 Tuesday
【424号】米航空会社が直販で販売に力を入れているものとは?
◎本日のニュース 顧客への直接販売により集中し、
単なる座席以上のものの販売を進めるにつれて、 オンライン販売を強化している。」となる。 6)今日のヒント 記事には、アメリカの各航空会社の取り組みが紹介されている。 ●ユナイテッド・コンチネンタル(全米1位)→自社サイトで、 代理店では取り扱わないオプション付きのチケットを販売。 オプションを購入すると、足を伸ばせる座席指定や早期優先搭乗が可能になる。 ●デルタ(2位)→自社サイト内で、代理店で販売されている料金を掲載し、 その場で購入できる。 ●アメリカン(3位)→旅行代理店大手のエクスペディアと オービッツワールドワイド経由の販売を取りやめ、 自社サイトでの直販に集中している。 また、代理店で販売しない独自サービスも提供している。 ●サウスウェスト(4位)→もともと直販がメイン。 航空券だけでなく、ホテル・レンタカーなどの旅行関連サービスの販売を開始。 また、早期優先搭乗オプションなども提供。 ●USエアウェイズ(5位)→窓側と通路側で違う料金を設定。 独自サービスは、旅行代理店経由でも販売。 ●ヴァージンアメリカ→代理店経由での販売を開始予定。 全体的な傾向は、旅行代理店経由での販売を縮小し、 自社サイトでの直販にシフトするとともに、 座席と付随するサービスの販売を強化するということだろう。 売上減少が懸念される旅行代理店としては、 消費者が多くの航空会社から最適な便を選べるというベネフィットを 提供できる利点を強化するという。 確かに、ワンストップで航空券を選べるという利点 (特に価格を比較できる点)は大きいが、 すべての消費者が価格志向なわけではない。 もっと快適な空の旅を好む人もいれば、 無駄な時間を極限まで減らしてくれるなら追加料金を払ってもいい と考える消費者もいる。 記事で取り上げられた航空会社が提供するオプションサービスは、 まさにそのような多様化する顧客ニーズに対応したものと言える。 また、独自サービスを開発し提供すれば、 顧客が抱く航空会社のイメージが良くなり、 ブランドロイヤリティが高まりやすい。 その結果、価格に頼らないブランドでの販売が可能になる。 さらに、単に座席チケットを販売するだけでは、 他の航空会社との価格競争に陥りやすくなる。 そこで、真似されにくいサービスを付加することにより、 価格競争を逃れられる。これは、収益面でプラスになるだろう。 米航空会社の取り組みは、単なるモノの販売から脱却し、 サービスを付加することにより、差別化が可能になり、 その結果ブランドロイヤリティにつながるという好例である。 *************************** 《今回のヒントのまとめ》 ∇アメリカの航空会社は、代理店経由でのチケット販売から 自社サイトでの直販にシフトしている。 ∇さらに、単に座席を販売するだけでなく、 多様化する顧客ニーズに対応したオプションサービスも 販売している。 ∇独自のサービスを開発・販売することによって、 ブランドロイヤリティを高められるという大きな利点がある。 ∇また、真似されにくいサービスを付加することによって、 価格競争を回避でき、収益に貢献することができる。 ∇米航空会社の取り組みは、モノにサービスを付加することにより、 差別化が可能になり、その結果ブランドロイヤリティに つながるという好例である。 *************************** 6)おすすめ商品・サービス Winecarte 簡単ワインの選び方 最近、ワインを勉強しています。 それをアウトプットする意味でも、ワインのサイトを始めました。 焦らず少しずつ作成する予定です。 http://wine.ryotarotakao.com/ 編集後記 こんばんは、高尾です。 花粉症が始まってから、コンタクトをやめメガネをかけています。 顔に合っていないのか、鼻に当たる部分が少し痛い。 また、マスクもすることが多いので、マスク姿にメガネは一見不審者(笑) 言動には注意したいと思います。(もちろん冗談ですよ!) それでは。 高尾亮太朗のfacebook⇒ http://www.facebook.com (アカウントは、ryotarotakaoです。) 高尾亮太朗のツイッター⇒ http://twitter.com/ryotarotakao 高尾亮太朗の公式サイト⇒ http://ryotarotakao.com 今日も長い記事を読んでいただき、ありがとうございました。 感謝・感謝・感謝です! ご質問・ご相談・ご感想がございましたら、ご連絡ください。 ⇒ tryotaro1975@aol.com メルマガ相互紹介を希望されるメルマガ執筆者様は、ご連絡お願いします。 私もごく少ない部数の時に、 いろんなメルマガ執筆者様に助けていただきましたので、 今回は私が恩返しします! メルマガ相互紹介に関する連絡先はこちら ⇒ tryotaro1975@aol.com 今日の反省などについては、このブログを ⇒ http://ameblo.jp/caferics/ メルマガ連動のブログサイトを作りましたので、 できればコメントお願いします。 http://wsj.jugem.jp/ 当メルマガの情報については万全を期しておりますが、内容を保証するもの ではありません。これらの情報によって生じた、いかなる損害についても、 補償はいたしかねますので、ご了承ください。 また、当メルマガでは広告も誌面の一部として、読者様に有効であると 思われるものを厳選しておりますが、内容については当方で責任を負える ものではございません。ご配慮の上ご利用頂けます様お願い申し上げます。 2011.01.22 Saturday
【423号】高いワインが売れない理由とは?
◎本日のニュース
らず、
数量は思ったほど伸びなかったという。 一方で、9〜12ドルのワインは、昨年12%も売上数量を伸ばしている。 記事の要点は、 ◎価格帯の低いワインの味を知った消費者の多くは、 その味で十分と感じるようになり、景気後退前に飲んでいた 価格帯のワインに戻らなくなった。 と読み取ることができる。 ワインは、ぶどうの品種・原産地・製造方法(栽培・醸造)・ ワインの貯蔵方法が品質(いわゆる味)に影響を与える複雑な商品。 しかし、その飲み方は、グラスに注いでそのまま飲むというシンプルなもの。 その味が自分の味覚に合うかどうかが、買ってよかったかどうかを決める。 だから、安いワインでも高いワインとそれほど味に差がないと、 安いワインで十分だと感じるのは、理解しやすい。 味の差別化だけで、高いワインを売ることは難しくなったと言えるだろう。 ならば、どうやって高いワインを売るのか。 高いワインを買いたくなる動機付けを消費者に与えればいい。 例えば、そのワインの造り手の素顔や歴史を伝えれば、 高くても欲しくなるだろう。ワインの造り手や販売店が、 消費者とコミュニケーションのやり取りをして、 コミュニティを作るのもいいだろう。ワインの背景にあるコトを知れば、 そのワインの味も格別になるかもしれない。 味での差別化以上に、造り手・売り手と消費者とのつながりが、 売上に大きな影響を与える重要な要素になるように思える。 *************************** 《今回のヒントのまとめ》 ◆景気回復によって、アメリカでは ワインの売上も上昇している。 ◆しかし、景気後退後により価格の低い ワインに切り替えた消費者は、 その安いワインで満足するようになり、 高価格帯のワインの販売は苦戦している。 ◆ワインは飲み方がシンプルな商品なだけに、 それほど味に大差なければ、 価格の低いワインで満足するのだろう。 ◆そのようなワインのおいて、 高価格帯のワインを販売するには、 造り手や売り手と消費者とのつながりを強化する必要がある。 ◆ワインの背後にある造り手や歴史を知ると、 同じワインでも味は格別なものに感じるだろう。 *************************** 6)おすすめ商品・サービス インフォ麺ション⇒ 訪問人数9人↓ 麺の口コミ・情報サイトです。 最新の掲載商品は、 4901810394999 イオン トップバリュとんこつラーメン95g です。 インフォ麺ション ⇒ http://blog.livedoor.jp/informention ※最近同じ麺類ばかり食べていることもあり、 更新ができていません。ゴメンなさい! 編集後記 こんばんは、高尾です。 昨日、新しいパソコンにアドビのdreamweaver (ホームページ作成ソフト)をインストールしようとしたところ、 エラーメッセージが表示されました。 その表示によると、古いパソコンでまずアンインストールせよ、 とのこと。 忘れていました。 執筆が終わったら、アンインストールする予定です。 古いパソコンの接続をまたしないいけないと思うと、 億劫ですが。 パソコンを買い換えると、このようなソフトやデータの移行作業が多い。 同じような不満を持つ消費者は多いのではないでしょうか。 これもニーズにつながります。 高尾亮太朗のfacebook⇒ http://www.facebook.com (アカウントは、ryotarotakaoです。) 高尾亮太朗のツイッター⇒ http://twitter.com/ryotarotakao 高尾亮太朗の公式サイト⇒ http://ryotarotakao.com 今日も長い記事を読んでいただき、ありがとうございました。 感謝・感謝・感謝です! ご質問・ご相談・ご感想がございましたら、ご連絡ください。 ⇒ tryotaro1975@aol.com メルマガ相互紹介を希望されるメルマガ執筆者様は、ご連絡お願いします。 私もごく少ない部数の時に、 いろんなメルマガ執筆者様に助けていただきましたので、 今回は私が恩返しします! メルマガ相互紹介に関する連絡先はこちら ⇒ tryotaro1975@aol.com 今日の反省などについては、このブログを ⇒ http://ameblo.jp/caferics/ メルマガ連動のブログサイトを作りましたので、 できればコメントお願いします。 http://wsj.jugem.jp/ 当メルマガの情報については万全を期しておりますが、内容を保証するもの ではありません。これらの情報によって生じた、いかなる損害についても、 補償はいたしかねますので、ご了承ください。 また、当メルマガでは広告も誌面の一部として、読者様に有効であると 思われるものを厳選しておりますが、内容については当方で責任を負える ものではございません。ご配慮の上ご利用頂けます様お願い申し上げます。 2011.01.18 Tuesday
【422号】アジアの次はアフリカがアツイ?
◎本日のニュース
1)見出し A Continent of New Consumers Beckons 出典 http://goo.gl/9gTOJ 2)要約 アフリカでは、成長する消費市場を目当てに、 外資企業の参入が相次いでいる。 これは、アフリカ諸国の経済成長により、 嗜好品にお金を使える中間層が増加していることを背景とする。 実際、中間層の人口は、インドの人口を超えていると 試算するアナリストもいる。 これまで、アフリカには天然資源への投資が多かったが、 消費セクターへの投資へとシフトし、 特に2009年の世界的な景気後退によりその変化は 鮮明になっている。 天然資源が豊富なアフリカ経済は、 コモディティ価格の高騰により成長してきた。 その結果、社会インフラが整備され、 民間投資が増える素地ができ、 雇用拡大・中間層の成長を導くことになった。 しかし、不安定な政治体制や貧困、経済活動を阻害する社会環境、 法律の未整備などにより、 まだ時間がかかるという意見もある。 3)キーとなる英文 There's a new gold rush under way for the African consumer, a campaign that spans the continent and aims to reach an emerging middle class. 4)キーとなる英文の和訳 アフリカの消費者を目指した 新しいゴールドラッシュが起きている。 この動きは、アフリカ大陸に広がり、 増加する中間層をターゲットにしている。 5)気になる単語・表現 campaign 名詞 運動、キャンペーン span 他動詞 (橋が)(川に)にかかっている;〜に及び、広がる emerging 形容詞 新興の ※a campaign以下は、gold rushを言い換えたもの。 6)今日のヒント アフリカの経済発展とグローバル企業の進出を取り上げた記事であ アフリカ大陸を一つの経済体と捉えた上での話である。 アフリカ47か国全体のGDPの成長率は高く、 昨年は5%、今年は5.5%の成長が見込まれている。 この高い経済成長力の結果、個人消費は2020年に 1兆4000億ドルに達すると予測されている。 (ちなみに、2008年は8600億ドル。) この経済成長に目を付けた外資企業による投資は、 2000年比で6倍に増えているから凄まじい。 アフリカの中間層増加の流れは、 以下のように捉えることができるだろう。 天然資源への投資→経済成長→雇用拡大→所得拡大→ 最初の「天然資源への投資」を、「労働集約型産業への投資」 アジア経済発展の流れとほぼ同じになる。 よって、「今後アフリカが、アジアのようなに経済発展を起こす。 という予想を容易に立てることができる。 欧米のグローバル企業のみならず、韓国や中国の企業が、 アフリカでのビジネスチャンスをもぎ取ろうと、 進出に急ぐ気持ちがわかる。 ただこれは、記事にもあるように、 アジアの経済発展を追いかけるように、 アフリカも成長するのではないだろう。 貧困や民族・宗教問題など、アジアにはない問題があるのも事実。 長期的視点に立つ必要があるようだ。 また、アジアと異なり、 アジアに一番近い先進国で、歴史的にアジア諸国とつながりがある 日本の強みを発揮することはできない。 アジアほど進出が容易でないが、 大きな経済発展が見込めるのは事実。 このビジネスチャンスを見逃すのはもったいない。 *************************** 《今回のヒントのまとめ》 ▼アフリカ諸国全体を一つの経済と考えると、 経済成長が著しく、消費市場としても注目を浴びている。 ▼もともとは豊富な天然資源への投資から始まり、 コモディティ価格の高騰も手伝って、経済が成長した。 これが、雇用拡大につながり、 その結果、所得増加・中間層の増加を導いている。 ▼「天然資源への投資」を「労働集約型産業への投資」 アジアと全く同じ流れである。 よって、アジアのような経済発展が見込めることは、 ▼ただし、貧困や民族・宗教問題など、 アジアにはない問題もあるので、 アフリカの消費市場拡大には時間がかかるだろう。 ▼さらに、アジアと異なり、 アジアにおける日本の強みを発揮できない。 ▼しかしながら、大きな発展が見込めるのは事実。 このビジネスチャンスを見逃すのは、もったいない。 *************************** 6)おすすめ商品・サービス ◎インフォ麺ション⇒ 訪問人数15人↑ 麺の口コミ・情報サイトです。 最新の掲載商品は、 4901810394999 イオン トップバリュとんこつラーメン95g です。 インフォ麺ション ⇒ http://blog.livedoor.jp/ ※最近同じ麺類ばかり食べていることもあり、 更新ができていません。ゴメンなさい! 編集後記 こんばんは、高尾です。 今年は花粉の量が大変多く、 花粉症がひどくなると言われています。 私も花粉症に毎年悩んでいるのですが、 発症するのは2月頃。 まだもう少しありますが、マスクをするなど少しずつ 花粉症対策を始めようかと思います。 花粉症を抑える方法でおすすめのものがあれば、 教えてくださいね。 (ちなみに、これまでやったことのあるのは、甜茶を飲むこと。 あの甘さに耐えられず、1ヶ月ほどで断念。) 高尾亮太朗のfacebook⇒ http://www.facebook.com (アカウントは、ryotarotakaoです。) 高尾亮太朗のツイッター⇒ http://twitter.com/ 高尾亮太朗の公式サイト⇒ http://ryotarotakao.com 今日も長い記事を読んでいただき、ありがとうございました。 感謝・感謝・感謝です! ご質問・ご相談・ご感想がございましたら、ご連絡ください。 ⇒ tryotaro1975@aol.com メルマガ相互紹介を希望されるメルマガ執筆者様は、 私もごく少ない部数の時に、 いろんなメルマガ執筆者様に助けていただきましたので、 今回は私が恩返しします! メルマガ相互紹介に関する連絡先はこちら ⇒ tryotaro1975@aol.com 今日の反省などについては、このブログを ⇒ http://ameblo.jp/caferics/ メルマガ連動のブログサイトを作りましたので、 できればコメントお願いします。 http://wsj.jugem.jp/ 当メルマガの情報については万全を期しておりますが、 ではありません。これらの情報によって生じた、 補償はいたしかねますので、ご了承ください。 また、当メルマガでは広告も誌面の一部として、 思われるものを厳選しておりますが、 ものではございません。 2011.01.15 Saturday
【421号】アルコール規制強化で揺れるトルコ。そのトルコで売上を伸ばすお酒とは?
◎本日のニュース
日本よりも物価の安いトルコでは、
ラクが普段では飲めないお酒になったことを示す。 もう、公共の福祉というよりも、 アルコール業界いじめに取れないではない。 海外からみると、地政学的リスクに映るだろう。 こんなお寒いアルコール業界でも、 売れている商品は売れている。 それは、海外から輸入される高級リカー。 例えば、アブソルート(ウォッカ)、 シーバス(ウイスキー)、ハバナクラブ(ラム)、 バランタイン(ウィスキー)などの高級ブランド。 これらの輸入高級リカーが売れる背後には、 成長著しいトルコ経済がある。昨年の成長率(予測)は二桁。 この経済成長の中、富裕層が増加し、 その富裕層の間で、輸入高級リカーが人気を博しているだろう。 アルコール規制が強まるのに、高級リカーが売れる理由は、 ◎「高くても飲みたい」と思わせるブランドがある から。価格だけを見ると、規制の有無にかかわらず、 高級リカーは、ラキなどのスタンダードなアルコールには敵わない。 海外でもそれなりの価格がし、 さらに輸入品となると輸入関税もかかる。 規制が強化されてアルコールの税率が高くなっても、 高級ブランドリカーにとっては、 販売にさほど大きな影響は与えないだろう。 さらに、ブランド力が強いと、販売店や広告が減ろうが、 飲みたい人は探してでも買って飲む。 販売や広告の規制強化による影響は、 スタンダードはアルコールよりもずっと小さいと言えるだろう。 このトルコでの輸入高級リカーの事例から学べることは、 ◎強いブランド力があると、地政学的リスクからも開放される ということ。全く影響がないわけではないが、 ブランド力がその影響から助けてくれる。改めて、ブランドの大切さが実感できる。 *************************** 《今回のヒントのまとめ》 ▼トルコ政府は、公共の福祉の観点から、 アルコールの販売・流通の規制を強化しようとしている。 ▼アルコール課税の30%強化の影響もあって、 現政権になってから、家庭でのアルコール消費量は 約30%も減少している。海外からみれば、 地政学的リスクと捉えられる。 ▼一方で、輸入品の高級リカーは売上を伸ばしている。 その原因は、トルコ経済の高い成長により、 富裕層が増加しているからである。 ブランド力のある輸入高級リカーを富裕層は 競って飲んでいるのだろう。 ▼このように、ブランド力があると、 地政学的リスクから開放される。この事例により、 ブランドの重要さを再認識できる。 *************************** 6)おすすめ商品・サービス ◎インフォ麺ション⇒ 訪問人数7人↓ 麺の口コミ・情報サイトです。 最新の掲載商品は、 4901810394999 イオン トップバリュとんこつラーメン95g です。 インフォ麺ション ⇒ http://blog.livedoor.jp/informention ※最近同じ麺類ばかり食べていることもあり、更新ができていません。ゴメンなさい! 編集後記 こんばんは、高尾です。 今晩は、久しぶりに焼肉を食べに行こうかと考えています。 (いや、もう予約しました。) 外食も久しぶり。 家ではなかなか焼肉ができないので、 今日はいっぱい食べてこようと思います。 「家でうまくできない料理を提供する」というのは、 流行るレストランの要素かもしれませんね。 それでは。 高尾亮太朗のfacebook⇒ http://www.facebook.com (アカウントは、ryotarotakaoです。) 高尾亮太朗のツイッター⇒ http://twitter.com/ryotarotakao 高尾亮太朗の公式サイト⇒ http://ryotarotakao.com 今日も長い記事を読んでいただき、ありがとうございました。 感謝・感謝・感謝です! ご質問・ご相談・ご感想がございましたら、ご連絡ください。 ⇒ tryotaro1975@aol.com メルマガ相互紹介を希望されるメルマガ執筆者様は、ご連絡お願いします。 私もごく少ない部数の時に、 いろんなメルマガ執筆者様に助けていただきましたので、 今回は私が恩返しします! メルマガ相互紹介に関する連絡先はこちら ⇒ tryotaro1975@aol.com 今日の反省などについては、このブログを ⇒ http://ameblo.jp/caferics/ メルマガ連動のブログサイトを作りましたので、 できればコメントお願いします。 http://wsj.jugem.jp/ 当メルマガの情報については万全を期しておりますが、内容を保証するもの ではありません。これらの情報によって生じた、いかなる損害についても、 補償はいたしかねますので、ご了承ください。 また、当メルマガでは広告も誌面の一部として、読者様に有効であると 思われるものを厳選しておりますが、内容については当方で責任を負える ものではございません。ご配慮の上ご利用頂けます様お願い申し上げます。 2011.01.11 Tuesday
【420号】ハワイアンパンチ、景気回復という外部環境の変化に危機感。
◎本日のニュース 、
景気の回復がある。 景気後退期には、ハワイアンパンチの高いコストパフォーマンスから 子供や家族に支持を広げた。 しかし、景気回復によってより高い他ブランドの飲料に消費者が スイッチする恐れがある。 そのため、マスコットや品質・規格の変更によって、 顧客の囲い込み・拡大を目指している。 また、依然縮小する炭酸飲料市場とは対照的に、 非炭酸の清涼飲料水市場が拡大していることも マーケティング強化の要因である。 非炭酸のハワイアンパンチの販売を強化することによって、 非炭酸の清涼飲料市場でのシェア拡大を目指している。 3)キーとなる英文 The success has put pressure on the company to keep expanding the brand, its third-largest by volume, especially as consumers may "trade-up" to more-expensive drinks with an improving economy. 4)キーとなる英文の和訳 特に、消費者が、景気回復するにつれてより 高価格帯の飲み物に格上げするかもしれないので、 景気後退期での成功体験は、その企業に、 物量ベースで3番目に大きなブランドのシェア拡大を 余儀なくさせている。 5)気になる単語・表現 なし 6)今日のヒント 景気回復というと、企業にとっては ありがたいことのようであるが、そうとも限らない。 というのは、景気後退期に、価格訴求品を製造・販売する企業は、 高価格帯の商品を製造・販売する企業から 顧客を奪ってきたからである。 景気が回復すると、この反動が起こるので、 価格訴求品の製造・販売する企業にとっては、 景気回復がプラスになるとは限らない。 既存店の売上金額・客単価・客数の減少に悩むユニクロが、 この好例である。 ハワイアンパンチも、ユニクロ同様、そのお得感から 景気後退期にシェアを拡大した。記事によると、 1ガロン(≒3.8リットル)が2〜2.49ドル(≒170〜225円)で 販売されているので、日本で販売される2リットルの 格安ミネラルウォーターと同程度の値頃感がある。 かなり安い。 景気後退期にハワイアンパンチを飲みだした顧客が、 景気が回復するにつれてこれまで飲んでいた飲料に 戻るのではないか、というのがドクタペッパースナップルグループ社 (ドクタペッパー社)の抱く懸念である。 この外部環境の変化に対応するために、 ハワイアンパンチのマーケティングを強化している。 また、ハワイアンパンチの属する非炭酸の清涼飲料市場が 拡大傾向にあることも、ドクタペッパー社がハワイアンパンチに 注力する大きな要因である。市場動向も外部環境の一つである。 このように、ドクタペッパー社は、外部環境の変化に対応して、 自社の商品戦略を変化させた。 その結果が、ハワイアンパンチの販売強化である。 より顧客ニーズを満たすために、 ブランド(3Dマスコット)・規格(6個パック)・品質(カロリーカット)を 改善している。 景気回復期は、売上・利益を拡大しやすいと感じるが、 実際はそうではない。景気の変動によって外部環境が どのように変化するかを予測し、 その変化に対応するために商品戦略・販売戦略などを変えてこそ、 売上・利益の拡大につながる。環境への適応こそが、重要である。 *************************** 《今回のヒントのまとめ》 ▼ドクタペッパー社は、ハワイアンパンチの マーケティングを強化している。 ▼その理由は、景気回復によって景気後退期に ハワイアンパンチを飲んでいた顧客を失うかもしれないからである。 ▼また、ハワイアンパンチが属する非炭酸の 清涼飲料市場が、拡大傾向にあることも大きな要因である。 ▼景気や市場の動向は外部環境であり、 外部環境の変化に対応して販売戦略などを変えることが、 売上・利益の拡大につながる。 必ずしも、景気回復により商品が売りやすくなるというわけではない。 環境への適応こそが、売上・利益の拡大につながる。 *************************** 6)おすすめ商品・サービス ◎インフォ麺ション⇒ 訪問人数13人↑ 麺の口コミ・情報サイトです。 最新の掲載商品は、 4901810394999 イオン トップバリュとんこつラーメン95g です。 インフォ麺ション ⇒ http://blog.livedoor.jp/informention ※ 新規事業を始めるにあたり、このサイトをどのように行うか 近いうちに決めなければなりません。 編集後記 こんばんは、高尾です。 最近、自宅(兼事務所)で仕事をしている時に、 暖房を付けることが多くなりました。 年内はできるだけ厚着で対応しようと頑張っていたのですが、 クリスマスが終わったあたりから我慢できずにエ アコンのスイッチを入れています。 エアコンを使うと電気代が大きく跳ね上がるので、 注意が必要。 リーマンショック後に湯たんぽが流行った(今も定着している)のが、 納得できます。 今度ホームセンターに行った時に、 探してみようと思います。 安くなっていることを祈願。 高尾亮太朗のfacebook⇒ http://www.facebook.com (アカウントは、ryotarotakaoです。) 高尾亮太朗のツイッター⇒ http://twitter.com/ryotarotakao 高尾亮太朗の公式サイト⇒ http://ryotarotakao.com 今日も長い記事を読んでいただき、ありがとうございました。 感謝・感謝・感謝です! ご質問・ご相談・ご感想がございましたら、ご連絡ください。 ⇒ tryotaro1975@aol.com メルマガ相互紹介を希望されるメルマガ執筆者様は、ご連絡お願いします。 私もごく少ない部数の時に、 いろんなメルマガ執筆者様に助けていただきましたので、 今回は私が恩返しします! メルマガ相互紹介に関する連絡先はこちら ⇒ tryotaro1975@aol.com 今日の反省などについては、このブログを ⇒ http://ameblo.jp/caferics/ メルマガ連動のブログサイトを作りましたので、 できればコメントお願いします。 http://wsj.jugem.jp/ 当メルマガの情報については万全を期しておりますが、内容を保証するもの ではありません。これらの情報によって生じた、いかなる損害についても、 補償はいたしかねますので、ご了承ください。 また、当メルマガでは広告も誌面の一部として、読者様に有効であると 思われるものを厳選しておりますが、内容については当方で責任を負える ものではございません。ご配慮の上ご利用頂けます様お願い申し上げます。 2011.01.08 Saturday
【419号】赤がブームのニューヨークレストラン業界とランチェスター戦略
◎本日のニュース
富裕層が中国の赤の漆塗りを好む傾向があるからである。
赤の流行は、高級レストランから始まり、 一般のレストランに少しずつ普及している。 また、赤の装飾には、セクシーさ、パワフルさ、 幸運、食欲を刺激、贅沢感などがあり、 そのためレストラン業界で赤色のお店が増えるに至っている。 赤は、顧客の気持ちだけでなく外見までよくするので、 床から壁・天井まで赤を取り入れるレストランまで登場している。 3)キーとなる英文 Others are finding that there is no such thing as too much red. 4)キーとなる英文の和訳 赤を使い過ぎても問題にならないと考える人もいる。 5)気になる単語・表現 no such thing as tooの構文として覚えておく。 Ex. There is no such thing as too prepared. 「用心にしすぎということはない。」 ※出典は、英辞郎 on the web http://eow.alc.co.jp/no+such+thing+as/UTF-8/?ref=sa 6)今日のヒント 記事の中に、赤を使ったレストランの画像が 掲載されているのだが、それを見るとドキッとする。 少しやり過ぎのように思えないでもない。 http://goo.gl/mWyQW 確かに高級感はあるが、落ち着いて食事できないのでは、 と危惧するぐらいだ。ちなみに、最近私の行ったレストランで、 赤をメイン色に使っているレストランはないと思う。 ナチュラルな色を使うレストランに行くことが多い。 (「ナチュラル」という意味からすると、当たり前とも言えるが。) 少なくとも、お店のデザインが印象に残ることは少ない。 しかし、逆に考えると、それほど外食の雰囲気が 内食に近づいたのだとも言える。 この結果、外食と内食の価格競争が起こり、 外食不況に至った。レストランを特徴付ける要素として、 「料理」「サービス」「雰囲気」がある。 外食時に支払うエキストラ料金 (つまり、内食のコストと外食のコストの差。) に見合う要素がないと、外食をやめて家で食べようという気になる。 外食不況の本質が、ここにある。 レストランに消費者を呼び戻すには、 この3要素を充実させる必要があるが、 その中で一番効果の高いのが「雰囲気」だろう。 その理由は、消費者は家の雰囲気を気軽に変えることはできないからである。 赤い雰囲気で食事をしたいと思っても、 気軽に自宅の絨毯や壁紙を赤に変更できない。 多大な金額と時間が発生する。このコストを負担するよりも、 赤に装飾したレストランで食事をした方が得だ。 この理論により、赤いデザインのレストランが ニューヨークで流行っていることは、理解できる。 さらに、赤い雰囲気は、食欲を刺激して食事を美味しいと感じ、 また贅沢感を演出してくれる。その上、 心を刺激してエネルギーを高めてくれるのだから、 少し落ち込んだ時は家で食事を取るよりも、 赤いレストランに行きたくなる。 来店頻度を高めるために、レストランのデザインをナチュラルにしたものの、 逆に内食との競争にさらされる。逆に、 内食にはできないデザインで差別化することにより、 価格競争を避けることができる。ニューヨークレストラン業界での赤の流行は、 ランチェスター戦略に通じるものがある。 *************************** 《今回のヒントのまとめ》 ▼ニューヨークのレストラン業界では、 赤のデザインが流行っている。 ▼その理由は、赤には、エネルギーを高めたり、 食欲を刺激したり、贅沢感を演出したり、 などのポジティブな効果があるからである。 ▼レストランを特徴付ける3要素のうち、 自宅でマネをしにくいのが「雰囲気」である。 ▼一方、日本のレストラン業界では、 来店頻度を高めるためか、ナチュラルデザインのお店が多い。 そのため、「雰囲気」で自宅と競合し、 内食との価格競争に巻き込まれている。 これが、外食不況の本質だろう。 ▼ニューヨークレストラン業界で赤のデザインが流行っているのは、 内食にはできない雰囲気で差別化することにより、 内食との競争を避けることができるからであろう。 これは、まさにランチェスター戦略である。 *************************** 6)おすすめ商品・サービス ◎インフォ麺ション⇒ 訪問人数15人↑ 麺の口コミ・情報サイトです。 最新の掲載商品は、 4901810394999 イオン トップバリュとんこつラーメン95g です。 インフォ麺ション ⇒ http://blog.livedoor.jp/informention ※新規事業を始めるにあたり、このサイトをどのように行うか 近いうちに決めなければなりません。 編集後記 こんばんは、高尾です。 2008年からめっきり外食をする機会が増えたのですが、 その理由は、ついつい自宅で食べるコストと比較してしまうからです。 どうしても食べたいものがある時は、そのお店に行きますが、 たまたま夕食時に梅田や三宮にいるとしても、 特に行きたいお店がないと、自宅で食べる傾向にあります。 自宅では経験できない「料理」「サービス」 「雰囲気」をどう提供するかが、 レストランの成否の分かれ目のように思えます。 特に、サービス面で不満を持つお店が多いことは、 悲しいことです。 高尾亮太朗のfacebook⇒ http://www.facebook.com (アカウントは、ryotarotakaoです。) 高尾亮太朗のツイッター⇒ http://twitter.com/ryotarotakao 高尾亮太朗の公式サイト⇒ http://ryotarotakao.com 今日も長い記事を読んでいただき、ありがとうございました。 感謝・感謝・感謝です! ご質問・ご相談・ご感想がございましたら、ご連絡ください。 ⇒ tryotaro1975@aol.com メルマガ相互紹介を希望されるメルマガ執筆者様は、ご連絡お願いします。 私もごく少ない部数の時に、 いろんなメルマガ執筆者様に助けていただきましたので、 今回は私が恩返しします! メルマガ相互紹介に関する連絡先はこちら ⇒ tryotaro1975@aol.com 今日の反省などについては、このブログを ⇒ http://ameblo.jp/caferics/ メルマガ連動のブログサイトを作りましたので、 できればコメントお願いします。 http://wsj.jugem.jp/ 当メルマガの情報については万全を期しておりますが、内容を保証するもの ではありません。これらの情報によって生じた、いかなる損害についても、 補償はいたしかねますので、ご了承ください。 また、当メルマガでは広告も誌面の一部として、読者様に有効であると 思われるものを厳選しておりますが、内容については当方で責任を負える ものではございません。ご配慮の上ご利用頂けます様お願い申し上げます。 2011.01.04 Tuesday
【418号】イェクストのローカル広告サービスがグーグル広告よりも優れている点とは?
◎本日のニュース 2)要約 地元情報サイトが共同で、ローカル広告の掲載を行っている。 このプロジェクトの核になっているのは、 イェクスト(Yext)社のイェクストタグズ(Yext Tags) というサービスである。 このサービスを使えば、 AOL社のマップクエストやイェルプなどの ローカル情報を掲載するサイトにワンストップで 広告を掲載することができる。 イェクストがこのサービスを開始したのは、 グーグル社によるローカル広告市場への参入に対抗するためである。 グーグルが、月25ドルでグーグルの検索結果や
グーグルマップの地図情報に広告を付与できるのに対し、 イェクストタグズでは、月99ドルでローカル検索結果や 地図情報を提供する複数のサイトに広告を掲載できる。 イェクストタグズの特徴は、 広告料金がオークション形式で決まるなど 理解しにくいローカルオンライン広告に、 電話帳の広告枠のような分かりやすい仕組みを導入したことにある。 ローカルオンライン広告市場は、 2010年昨対比で2.3%増加し、136億ドルに達した。 今年は160億ドルまで伸びる成長市場とされている。 3)キーとなる英文 A band of Internet rivals is joining together in hopes of jump-starting sales of online ads to local businesses, and of defending their turf in the emerging local market from Google Inc. 4)キーとなる英文の和訳 インターネット上の複数の競合サイトが手を取り合っている。 それは、ローカルビジネスへのオンライン広告の販売を活性化させ、 また、今後成長が見込まれるローカル広告市場の 自分たちの得意分野をグーグル社から守ることを目指しているからである。 5)気になる単語・表現 band 名詞 帯、集団 jump-start 他動詞 押してエンジンをかける、活を入れる turf 名詞 芝土、守備範囲、得意分野 emerging 形容詞 新興の 6)今日のヒント 年末年始の新聞を見ると、 ほぼ毎日のように折り込み広告が入っている。 店舗を持つ企業が、年末年始という売れる時期に、 消費意欲を掻き立てようとする熱意をひしひしと感じる。 お気に入りのお店でない限り、 消費者は目的がなければお店に行くことは滅多にない。 特に、数多くの娯楽が溢れる今では、 何気にお店に入るほどの暇がないのが消費者の実情ではないだろうか。 だからこそ、店舗から情報発信を行い、 消費者に目的を持って来店してもらう必要がある。 ただし、広告とわかると即座にチラシやCMなどから 目をそらす人がいるのも事実である。 だから、番組のようなCMであるインフォマーシャルが増えたのだろう。 今回の記事で登場したイェクストタグズの特徴は、 インフォマーシャルと似ているとも言える。 記事だけでは今ひとつ理解できなかったので、 イェクスト社のサイトを見ると、 イェクストタグズのデモを見ることができた。 そのデモを見ると、この広告様式の優れている点が理解できる。 Yext Tags この広告スタイルの特徴は、 ◎情報の中に広告を組み入れる という点で、記事にもあった 「電話帳の広告」に似た側面を持つ。 例えば、六甲アイランドのカフェを検索したとする。 すると、六甲アイランドにあるカフェが地図上にプロットされ、 その横にカフェの名前と住所と電話番号が掲載される。 イェクストタグズを利用している店舗は、 カフェの基本情報の横に販促情報のタグが貼ることができる。 このように、基本情報の中に広告を組み入れることができる。 一方、グーグルのアドワーズ(検索連動型広告)では、 検索結果の上部と右側にスポンサードサーチ欄が独立している。 この分離のために、スポンサードサーチ欄を無視することも可能となる。 このように、広告を情報の中に入れることによって、 広告の排除を避け広告効果を高めようとしているのが、 イェクストタグズである。広告という理由だけで 誰の目にも触れず効果を発揮しない広告は、意外に多い。 この広告の課題を解決しようとしたのが、イェクストタグズであろう。 *************************** 《今回のヒントのまとめ》 ▼イェクストタグズの特徴は、 情報の中に広告を組み入れた点である。 ▼一方で、グーグルのアドワーズは、 検索結果とスポンサードサーチ欄を分離している。 ▼このため、イェクストタグズは、 広告という理由だけで誰に目にも触れない広告を少なくできる。 ▼広告の課題を解決したということが、 イェクストタグズの面白い点だろう。 *************************** 6)おすすめ商品・サービス ◎インフォ麺ション⇒ 訪問人数9人↑ 麺の口コミ・情報サイトです。 最新の掲載商品は、 4901810394999 イオン トップバリュとんこつラーメン95g です。 インフォ麺ション ⇒ http://blog.livedoor.jp/informention ※新規事業を始めるにあたり、このサイトをどのように行うか 近いうちに決めなければなりません。 編集後記 イェクストタグズに盲点がないわけではありません。 それは、何かを探そうと能動的に情報を検索した時は、 まずは検索するので、最初にグーグルが 検索者に大きな影響を与えるからです。 イェクストタグズと同じように、 グーグルも検索結果に広告を不可することもできるでしょう。 その結果、グーグルの検索結果・広告が、 消費者の購買に大きな影響を与えることになります。 イェクストタグズが最も得意とするのは、 ニーズが顕在化しているのではなく、 潜在化している場合かもしれません。 カフェの新メニューを読んでいる時に、 コーヒー豆の販促情報を入手した結果、 コーヒー豆を買う、というパターンが考えられます。 高尾亮太朗のfacebook⇒ http://www.facebook.com (アカウントは、ryotarotakaoです。) 高尾亮太朗のツイッター⇒ http://twitter.com/ryotarotakao 高尾亮太朗の公式サイト⇒ http://ryotarotakao.com 今日も長い記事を読んでいただき、ありがとうございました。 感謝・感謝・感謝です! ご質問・ご相談・ご感想がございましたら、ご連絡ください。 ⇒ tryotaro1975@aol.com メルマガ相互紹介を希望されるメルマガ執筆者様は、ご連絡お願いします。 私もごく少ない部数の時に、 いろんなメルマガ執筆者様に助けていただきましたので、 今回は私が恩返しします! メルマガ相互紹介に関する連絡先はこちら ⇒ tryotaro1975@aol.com 今日の反省などについては、このブログを ⇒ http://ameblo.jp/caferics/ メルマガ連動のブログサイトを作りましたので、 できればコメントお願いします。 http://wsj.jugem.jp/ 当メルマガの情報については万全を期しておりますが、内容を保証するもの ではありません。これらの情報によって生じた、いかなる損害についても、 補償はいたしかねますので、ご了承ください。 また、当メルマガでは広告も誌面の一部として、読者様に有効であると 思われるものを厳選しておりますが、内容については当方で責任を負える ものではございません。ご配慮の上ご利用頂けます様お願い申し上げます。 2011.01.01 Saturday
【新春(417)号】2010年シャンパン市場、2009年の価格競争から脱却できたのか?
◎本日のニュース
平均単価が少し上向いただけのため、
少しの回復しか期待できないようだ。 特に、高価格帯の高級シャンパンの場合は、 売上回復はより遅いとされている。 3)キーとなる英文 However, the wave of heavily discounting prices of premium champagnes in French supermarkets, as happened during the Christmas selling season in 2009, is unlikely to repeat itself with as much intensity this year. 4)キーとなる英文の和訳 しかし、2009年のクリスマス商戦に起こったような、 フランスのスーパーマーケットにおける高級シャンパンの 激しい低価格競争の波が、2010年にも同じような激しさで 繰り返される可能性は低いとされている。 5)気になる単語・表現 be unlikely to V形容詞句〜しそうもない、見込みのない 6)今日のヒント クリスマス・お正月のシーズンには、スーパーマーケットに行くと、 目立つところにシャンパンやスパークリングワインが陳列されている。 この理由は、この季節にシャンパン・スパークリングワインが売れるからである。 シャンパンにとっては、一年で一番の売るチャンスだろう。 シャンパンのお膝元であるフランスでも同じであるが、 2009年はシャンパンの価格競争が激しかったようだ。 特に、高級シャンパンへの風当たりは強く、 節約志向の消費者は、慎重に比較した結果、 安いブランドのシャンパンやスパークリングワインの購入に走ったとされる。 その結果、2009年のシャンパン市場では、 ボトル1本あたりの単価が下がっただけではなく、 数量も減少した。(昨対比で、売上数量は9.1%減少、売上金額は17%減少。) 一方、2010年は、価格競争が依然続いているものの、 その激しさは少し和らいでいるようだ。 その結果、売上数量は8%増加し、金額も10%上昇の見込み。 この背景には、消費者の節約疲れがある一方で、 有名メーカーが供給量を絞ったことも影響しているようだ。 製造数量が限定されると、値下げさえるまで待つと 無くなってしまう可能性があるため、飲みたい人は高くても買ってしまう。 この結果、平均単価を引き上げるとともに、 ブランド価値を維持・向上されることができる。 しかし、単に製造数量を絞って価格を引き上げたとしても、 そのブランドに力がなければ、消費者は代替品を選でしまう。 高級シャンパンの直接の代替品と言えば、 安いシャンパンやスパークリングワインだろう。 しかし、視野をもっと広げてみると、 ◎ハレの時に多くの人と飲めるアルコール飲料 が、その代替品になることができる。例えば、 カクテルやプレミアムビールもその代替品になり得るだろう。 さらに、成熟経済では可処分所得が大きく増えないので、 限られたお金を何に振り分けるかを消費者は慎重に考える。 シャンパンを「ハレの時を盛り上げてくれるモノ」と捉えると、 ◎ハレの時を盛り上げるモノやサービス がその代替品になることもできる。 例えば、クリスマスにシャンパンを飲まずにテーブルワインで済ませ、 その代わり、これまでよりもチキンやケーキにお金を掛ける人もいるだろう。 このように、商品の捉え方(シャンパンの例では、 「ハレの時の飲むアルコール飲料」や 「ハレの時を盛り上げるモノやサービス」など)によって、 その代替品は変わるのである。 この発想のもと、商品を買うことによって どのようなベネフィットを享受できるのかを訴求しなければ、 簡単に代替品にスイッチされることになるだろう。 高級シャンパンと言えども、消費者にそのベネフィットを伝えることを怠れば、 その価値は低下するだろう。 *************************** 《今回のヒントのまとめ》 ▼2009年は、消費者の節約志向のために、 シャンパン市場は価格競争に巻き込まれた。 その結果、売上数量・売上金額とも減少した。 ▼一方、2010年は、価格競争の激しさも治まり、 数量・金額とも回復すると予測されている。 ただし、その回復幅は小さく、特に高級シャンパンは その速度が遅いとされている。 ▼高級シャンパンの代替品と言えば、 安いシャンパンやスパークリングワインがすぐに浮かぶが、 それだけにとどまらない。 シャンパンを「ハレの時に飲むアルコール飲料」と捉えれば、 カクテルやプレミアムビールも代替品とみなすことができる。 さらに、「ハレの時を盛り上げるモノやサービス」と捉えれば、 チキンやケーキ・プレゼント、ゲームなどもその代替品となるだろう。 ▼このように、商品をどう捉えるかによって、 その代替品は変わるのである。この発想のもと、 その商品を買うことによって、 どのようなベネフィットが享受できるかを訴求しなければ、 代替品にスイッチされることだろう。 高級シャンパンにも、これが当てはまる。 *************************** 6)おすすめ商品・サービス ◎インフォ麺ション⇒ 訪問人数8人↓ 麺の口コミ・情報サイトです。 最新の掲載商品は、 4901810394999 イオン トップバリュとんこつラーメン95g です。 インフォ麺ション ⇒ http://blog.livedoor.jp/informention ※新規事業を始めるにあたり、このサイトをどのように行うか 近いうちに決めなければなりません。 編集後記 新年明けましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いいたしいます。 今年でこのメルマガも4年目を迎えます。 週末企業セミナーに参加して、自分の特技を見直し、 英語というキーワードを見つけたことが、 メルマガ発行のきっかけです。 英語だけではあまりにもその範囲が大きいので、 好きな分野である「経済」「経営」「マーケティング」を 英語を絡めた結果、ウォール・ストリート・ジャーナルにたどり着きました。 記事から考えたことを文章化し、 これを読者の皆さんに届けることによって、 世間のお役に立てればと考えています。 気になる事業(商売)ですが、 実はまだ明確に決まっておりません。 情けない限りです。 今候補に上がっているのは、 ◎ワインの販売代行事業(問題は、酒類販売免許を取得しなければならない点。) ◎ワインの販売促進支援事業(問題は、インポーター・販売店にニーズがあるかどうか不明な点。) ◎食品懸賞代行事業(問題は、メーカーにニーズがあるかどうか不明な点。) です。 2年間という長い間充電してきたので、 今年は必ず動かなければなりません。 どんな形であれ、稼がなければなりません。(生きて行けないため。) ただし、どのような事業を行うにせよ、 このメルマガはライフワークとして続ける予定です。 (発行頻度が変わるかもしれません。) 今後とも、よろしくお願いいたします。 ※この記事は、2010年12月31日に執筆しました。 高尾亮太朗のfacebook⇒ http://www.facebook.com (アカウントは、ryotarotakaoです。) 高尾亮太朗のツイッター⇒ http://twitter.com/ryotarotakao 高尾亮太朗の公式サイト⇒ http://ryotarotakao.com 今日も長い記事を読んでいただき、ありがとうございました。 感謝・感謝・感謝です! ご質問・ご相談・ご感想がございましたら、ご連絡ください。 ⇒ tryotaro1975@aol.com メルマガ相互紹介を希望されるメルマガ執筆者様は、ご連絡お願いします。 私もごく少ない部数の時に、 いろんなメルマガ執筆者様に助けていただきましたので、 今回は私が恩返しします! メルマガ相互紹介に関する連絡先はこちら ⇒ tryotaro1975@aol.com 今日の反省などについては、このブログを ⇒ http://ameblo.jp/caferics/ メルマガ連動のブログサイトを作りましたので、 できればコメントお願いします。 http://wsj.jugem.jp/ 当メルマガの情報については万全を期しておりますが、内容を保証するもの ではありません。これらの情報によって生じた、いかなる損害についても、 補償はいたしかねますので、ご了承ください。 また、当メルマガでは広告も誌面の一部として、読者様に有効であると 思われるものを厳選しておりますが、内容については当方で責任を負える ものではございません。ご配慮の上ご利用頂けます様お願い申し上げます。 |
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