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英語新聞ウォールストリートジャーナル(WSJ)から見た起業・ビジネスのヒント英語がわからなくても最新アメリカビジネス事情を知りたい人、集まれ! 2008.11.28 Friday
転職サイト業界はニーズに沿った差別化で大きく変わる?!
11/25 キャリア記事より。
転職斡旋サイトは、各社サービスを拡充している。 各社の新サービスを見てみると、 ◎ 求職者の希望条件により合致した求人内容の提案 ◎ 求職者の経歴が求人企業によりわかりやすいインターフェース ◎ 人員削減実施企業に解雇従業員の再就職先を斡旋 ◎ 数式を使った求職者のスキルと求人内容とのマッチング ◎ 自宅に近い求人企業のポップアップ形式での提案 などがある。 しかし、転職先を求めているサイト利用者は、転職サイトの多さと新しいサービス内容に閉口している。 というのも、希望条件に沿わない求人内容まで検索結果で出てきて、使いづらいからである。 このようなユーザーニーズを組み入れたサイトもあり、そのようなサイトは、 ◎ 職業に特化したサイト ◎ 求人企業の在職者から給与などの勤務条件をヒヤリングして、その内容を開示 ◎ ソーシャルネットワーキング機能を付与して、求職者同士が交流できる などの差別化を行っている。 一方、人員削減に動く企業が多い現状では、転職サイトの利用者・利用時間は増えており、ネット全体の伸び率よりも多くなっている。 ただ、景気後退からか、求人募集数が少なかったり、また、サイトにアップされている情報が古かったり、などの問題点も存在している。 日本でも、リクルートエージェントやインテリジェンスなどの大手から地元に密着した中小企業まで、転職斡旋サイトは星の数ほどあると言っても過言ではない。 ただ、求職者・求人企業双方にとっても、希望条件の企業・人が見つかる確率は決して高くはないのが現状である。 つまり、ユーザーは現状に満足しておらず、改善の余地は大きい。 例えば、より狭い職種や地域に特化したり、求人内容の掲載料金を低くして掲載企業を増やしたり、差別化の方法は多々あるだろう。 ビジネスチャンスとして捕らえると、今後の新規参入も増えると思われる。 +++++++++++++++++++++++++++++++++++ 今日のヒント ◎景気後退期だからこそ、転職サービスは伸びる可能性はある。 ◎ユーザーニーズに沿った差別化を行えば、大手が君臨するネットサービスでもベンチャーが勝てる余地はある。 +++++++++++++++++++++++++++++++++++ 2008.11.27 Thursday
とある女性の起業成功例にみる、幸せな人生とは?
11/25 スモールビジネス」記事より。
From Silicon Valley to Farmer's Market アメリカの大学院でMBAを取得した学生は、大企業に就職するよりは起業する方が多いと聞いたことがある。 しかし、その場合でも今までのキャリアを活かした業界での起業であり、全くの異業種で事業を始める人は異例であろう。 今回はそんな異例な人の記事。 ローリートーマス氏は、シリコンバレーのソフトウェア会社のマーケティング担当副社長からレストランのオーナー経営者へと転進した。 彼女は、スタンフォード大学で工業エンジニアリングを専攻し、ハーバード大学でMBAを取得したエリート。 そんな彼女は友人にレストランシェフを紹介され、意気投合し投資することになった。 その後、そのシェフは同時多発テロによる景気後退で資金繰りが悪くなり、彼女に更なる投資を依頼した結果、結局彼女はそのレストランを買収することになった。 というのも、ソフトウェア会社での管理職時代に彼女は人材育成に従事し、その職が天職のように感じられ、投資先のレストランでもオーナーとして人材育成を手伝うことになり、そのレストランに愛着を抱くようになったからであった。 彼女はオーナー経営者として、忙しい部署には人を多めに配置するなど、通常のレストランでは取らない戦略を取り、また売上目標を設定し、達成した時には臨時のボーナスを支給し、従業員のモチベーションを高めた。 もちろん、順調な時ばかりではない。 業績が悪化し、資金繰りが厳しい時には、ポケットマネーから給与を支給したこともあった。 彼女の収入はソフトウェア会社勤務時代よりも低いが、オーナー経営者としていろいろなことにチャレンジできることに、幸せを感じている。 人生は稼いだお金の額ではなく、いかに自分の好きなこと・得意なことを社会の役に立つように提供し、その見返りに給料をいただくかで幸せかどうかが決まると言えよう。 これは、会社勤めをするのか経営者であるのかの問題ではない。 ただ、経営者の方が、高いリスクは背負わないといけない反面、自分が好きなことを仕事にできる確率は高い。 自分が好きなことで、社会に役立ち、儲かる仕事で起業できれば、一番の幸せではないだろうか。 また、トーマス氏の成功確率を高めている要素として、ソフトウェア会社での人材育成の経験があるということも忘れてはならない。 今までの経験を活かせる分野で起業をする方が、もちろん有利だ。 +++++++++++++++++++++++++++++++++++ 今日のヒント ◎異業種での起業でも、今までの経験が活かせる分野の方が有利である。 ◎会社員であれ経営者であれ、自分が好きなことで、社会に役立ち、儲かる仕事ができれば、幸せな人生を歩むことができる。 +++++++++++++++++++++++++++++++++++ 2008.11.26 Wednesday
米ギャップのターゲット広告は、不景気での知恵?
11/26 記事より。
Marketers Reach Out to Loyal Customers クリスマスセールを控えて、小売店の中には、今までの購入履歴を利用して、常連客に対してカスタマイズした広告を打っている企業がある。 業績が悪化しているシアーズ・JCペニー・ターゲット・ギャップなどである。 景気悪化の影響による業績が悪くなり、広告予算が限られているというのが一番大きな要因である。 だから、費用対効果の高いネット広告に少ない予算を割くようになる。 さらに言えば、新規顧客を獲得するよりも、常連客の再来店を促す方が安くつくので、費用対効果を重視して、常連客への広告を増やしている。 新規獲得と顧客維持のコストを比較すると、5〜7倍も違うか納得である。 常連客への広告はタイムリーな販促が打てるメールを利用することが多く、割引率は、常連客が長期的にその企業にどれほどの利益を与えてくれるかで異なる。 また、常連客への販促以外では、興味のある見込み客に絞った広告をするために、検索連動型広告やその他ネット広告を利用する傾向になる。 このようなターゲットを絞った広告を打てるには、顧客の購入履歴データの存在が前提になるが、データ自体は今までにも存在していた。 ただ、今まではデータを販促にうまく利用できていなかった。 しかし、テクノロジーの発達やネット利用コストの低下により、最近になってようやく顧客の購入履歴という資産を活用できるようになったと言える。 このように小売店のネット広告への投資は増えているものの、ネット通販は当初の予測ほどの伸びはないと思われている。 景気悪化による影響がネット通販の成長を大きく阻害するので、今年の成長率は昨対比4%に留まると予測されている。 ネットだからこそ景気後退時でも成長はできるのであり、リアル店舗での販売はかなり厳しいと思われる。 この結果、景気悪化時にはネットの優位がさらに増すと言えまいか。 このような時期にビジネスを始めるには、ネットを多いに活用したい。 日本に目を転じてみると、スーパーなどの小売店では値下げが進んでいる。 値下げは売上確保には効くが、利益率を下げるという弊害を起こす。 アメリカの例に倣って常連客に絞った割引を行えば、利益率の低下はある程度免れるのではないか。 *************** 今日のヒント ◎景気後退期には、ターゲットを絞った広告により費用対効果を重視した方がいい。 ◎ネット活用は、起業悪化時の起業には必須。 *************** 2008.11.25 Tuesday
クリスマスショッピングバッグの機能と未来形とは?
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ウォールストリートジャーナルから見た起業のヒント 〜ビジネスアイデアと英語力の習得〜 2008/11/25 Vol. 70.. ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎本日のニュース(2008/11/22) 1)見出し Bagging Holiday Shoppers 2)要約 アメリカの百貨店であるメイシーズ、サックスフィフスアベニュー、バーニー ズニューヨーク、ニューマンマーカス、 ブルーミングデールなどの小売店は、 クリスマスシーズン用のショッピングバックを例年作成する。 各社、装飾に凝ったものを用意し、消費者がこの買い物袋を欲しいと思い、シ ョッピングに出かけるように知恵を絞っている。 特に、今年は景気が悪くなってきているので、特にデザインに趣向を凝らした 物が多い。 また、今年のショッピングバッグの特徴として、繰り返し利用できるなど環境 に配慮したものも見られる。 このクリスマスシーズンのショッピングバッグは、昔からデザインに優れてお り、コレクターや博物館が収集・展示するぐらいである。 また、バッグの種類は小売企業の業績に左右され、業績が良ければ多くの種類 のバッグを作成するが、今年みたいに業績が悪い年は、種類は絞られる。 2)気になる文章 Serious collectors often call or write to stores asking for bags, or they troll eBay or post pictures in the "Old Bag" group on the photo- sharing site Flickr.com. 3)気になる文章の和訳 真剣に収集している人々は、バッグを求めて店舗へ電話をしたり電話を掛けた りし、またもっと激しい収集家はオークションサイトのイーベイで探したり、 画像共有サイトのフィリッカードットコムにある「昔のショッピングバッグ」 グループに画像を投稿したりする。 4)気になる単語 flush (形容詞) 1景気の良い、好景気の、繁栄して、〔お金などが〕たく さんある 2同一平面上の、平らの、平坦な 5)今回の起業のヒント 服を買いに行った時にもらった紙袋は、丈夫に出来ているため、モノを運ぶ際 には重宝する。 特に、コートなどを買った際には非常に大きなバッグに入れてくれるので、こ のような大きな袋は捨てずに押し入れの中に保管することにしている。 服屋さんの紙袋なので、ファッションセンスも良く、電車の中で持っても違和 感がないどころか、安いバッグを持つよりもおしゃれに見える。 記事によれば、この袋のデザインは消費を喚起するために作成されるという。 なるほど、袋が格好良ければ買いに行こうという気になる。 まさに、ショッピングバッグは販促物の一つになっている。 特に、クリスマスシーズン特別のデザインにすれば、限定感を醸し出すことがで きるので、消費を駆り立てる力は大きいと言える。 クリスマスシーズンだけではなく、その他期間の限定ショッピングバッグを企画 すれば、消費シーズン以外の期間でも販促することは可能になろう。 今年の傾向として、環境対策からリサイクルできる袋が一部の百貨店で見られる という。 これは「エコバッグ」のように素材が紙ではなく、もっと丈夫なナイロンなどで 出来ているという意味なのであろうか。 記事に見られる画像を見ても、デザインはわかるが素材まではわからない。 日本に目を転じてみると、結婚式場を経営するテイクアンドギブニーズが、引き 出物を入れる袋にエコバッグを選択できるようにしたという。 また、この前マルイで購入した時には、麻で出来た袋に入れてくれた。 このように、百貨店でもエコバッグを利用するのは、自社の環境対策をアピール する点でも、面白いだろう。 次の購入時に、スーパーのようにエコバッグ持参のユーザーには割引をすれば、 袋の利用量を減らすことが可能になる。 さらに言えば、ある一定額購入したユーザーには、非売品のエコバッグがもらえ るという特典をつければ、消費を喚起できるのではないか。 このように考えると、スーパーでのレジ袋で始まった袋削減運動を広げられる余 地は大きい。 * ************************ 《今回のヒントのまとめ》 ▼ショッピングバッグは大きな販促物。限定バッグを企画することにより、消費 シーズン以外でも販促することが可能になる。 ▼デパートのショッピングバッグをエコバッグ化することもおもしろい。限定デ ザインの非売品エコバッグを作ると、消費を喚起できる。 *************************** 編集後記 こんばんは、高尾です。 最近、部屋に貼り紙をしました。 そこには、「人生は短い」という文字が書かれてあります。 最近時間が経つのがすさまじく早く、先週末の連休などは考え事をしようと思っ たのに、気づけば今日になっていました。(悲) そこで、時間を無駄にしないためにも、「人生は短い」という事実を可視化する ために、紙を貼り付けました。 まだ効果はありませんが、常に目にすると人間は気にするもの。 効果に期待するとともに、自分の時間の使い方を再度見直そうと思います。 もうすぐ12月ですし。(早い、早い) メルマガの相互紹介は引き続き募集しております。 読者数が146になり、大幅に減っており、危機感を抱いております。 東京でも巨大(?)プロモーションを行ったつもりなのですが・・・・ メルマガ相互紹介を希望されるメルマガ執筆者様は、ご連絡お願いします。 私もごく少ない部数の時に、いろんなメルマガ執筆者様に助けていただきました ので、今回は私が恩返しします! メルマガ相互紹介に関する連絡先はこちら⇒ tryotaro1975@aol.com 今日の反省などについては、このブログを⇒ http://ameblo.jp/caferics/ メルマガ連動のブログサイトを作りましたので、できればコメントお願いします。 http://wsj.jugem.jp/ 当メルマガの情報については万全を期しておりますが、内容を保証するもの ではありません。これらの情報によって生じた、いかなる損害についても、 補償はいたしかねますので、ご了承ください。 また、当メルマガでは広告も誌面の一部として、読者様に有効であると 思われるものを厳選しておりますが、内容については当方で責任を負える ものではございません。ご配慮の上ご利用頂けます様お願い申し上げます。 ---------------------------------------------------------------------- ■編集・発行:高尾亮太朗 http://wsj.jugem.jp/ ■ご意見・ご感想・お問合わせはお気軽に!→ tryotaro1975@aol.com ■発行人ブログ(ビジネスブログ):http://ameblo.jp/caferics/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2008.11.24 Monday
グーグル新サービスに見る、消費者に受け入れやすい新サービスとは?
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ウォールストリートジャーナルから見た起業のヒント 〜ビジネスアイデアと英語力の習得〜 2008/11/22 Vol. 69 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎本日のニュース(2008/11/21) 1)見出し Google Tool Lets Users Edit Search 2)要約 グーグルが新しい検索サービスを始めるという。 そのサービスは「サーチウィキ」という名称で、グーグルの登録会員が利用で きるサービスで、自分が欲しい情報を検索結果の上位に表示させたり、不要な 情報を除外させたりすることが可能になる。 このサービスは、何度も繰り返し同じ言葉を検索するユーザーにとっては便利 であり、グーグルにログインした場合のみ利用可能となる。 さらに、オプションで他ユーザーの検索結果を反映することも可能。 グーグルは今まで、人間の手によって検索結果を変更することを避け、コンピ ューターによる数学的分析によって検索順位を決定してきた。 よって、今回の新サービスにより、ユーザーは検索順位を変更できるので、グ ーグルにとっては新たな試みと言える。 また、グーグルのこの新たな動きは、ヤフーなどの他社が始めるユーザーが検 索結果をカスタマイズできるサービスに対抗しているとも言える。 ただ、グーグル幹部によると、ユーザーの検索する習慣がかなり固定化されて いるために、他社による新しいサービスは利用が伸びていないという。 2)気になる文章 Shar VanBoskirk an analyst with Forrester Research, says the move is a smart one for Google, which has been "guarded" in making changes like this to their core search results page in the past. "The reality is the more expert searchers become, the greater their expectations," she says. 3)気になる文章の和訳 フォレスターリサーチのアナリストであるシャーバンボスキークによると、グー グルは今までビジネスの核となる検索結果ページにこのような変更を加えること を防御してきたので、その動きはグーグルにとって賢明な試みである。 「現実は、検索する者が検索に慣れてくればくるほど、検索結果への期待がより 大きくなる。」と述べている。 4)気になる単語 take off (句動) 〔事が〕うまくいき始める、〔映画が〕好評を博するように なる、〔商品が〕急に売れだす、よく売れだす、人気が出る、〔売り上げが〕急に 伸びる、急増する、〔仕事・計画が〕軌道に乗る、〔景気が〕上昇し始める、景気 がよくなる 5)今回の起業のヒント 経済が成熟してくると、消費者はより自分に合ったモノやサービスを求めてくる。 例えば、携帯電話ではサービスメニューが自分好みに編集できる機種が増えてきた し、さらに言えば、外観も自分好みに変更できる端末も発売されている。 このようなカスタマイズへのニーズに対応したのが、今回のグーグルの新サービス と言える。 今回のサービスを利用すると、自分が求める情報が検索上位に表示されるので、ユ ーザーにとっては大変ありがたい。 しかし、他社も同様のサービスを行っているがうまくいっておらず、成功していな い原因を分析し、サーチウィキからその原因をできるだけ無くした点が、グーグル のすばらしい点と言える。 記事からの推測だが、他社のサービスでは、検索する前にボタンをクリックするな どの今までなかった行動が必要になる。 しかし、消費者は検索窓に検索ワードを打ち込んで検索ボタンを押すという検索習 慣を根強く持っているので、この新しい行動が面倒になり、他社のサービスが普及 していないと推測される。 この点、グーグルの新サービスのサーチウィキは、ユーザーが今までの検索習慣を 続けたままで、自動的に検索順位が編集されるので、他社サービスよりも競争力が あると言える。 新規サービスを始める時には、消費者の習慣が変わらないものとして自然に受け入 れられるような仕組みを考える必要があるだろう。 また、グーグルが初めて検索結果を編集できる機能を付けたということは、サイト 運営者によるSEO対策(できるだけ検索結果の上位に表示させる対策)も変更を 余儀なくされると思われる。 グーグルの検索サービスは普及が進み、ネット上のインフラとも言える。 このようなインフラを持つ企業は、その業界で大きな影響力を持つ。 したがって、利益が出る時期が遅くなろうとも、初期投資が大きくなろうとも、業 界のインフラになりえるモノ・サービスは、魅力的な新規事業と言える。 ************************* 《今回のヒントのまとめ》 ▼新しいサービスを始める場合、消費者が今までの習慣を変えずに自然な形で受け 入れられる仕組みが必要である。 ▼インフラのようなモノ・サービスを持つ企業は大きな影響力を持つ。新規事業を 考える場合、インフラという視点でアイデアを練ると面白い。 *************************** 6)おすすめメールマガジン 何事も成功するには、歴史から学ぶことが必要である。独立開業をするにも、その エキスパートの意見を取り入れた方が成功確率は高くなる。今後独立する人にとっ ては、ためになる情報がここにあります。 ☆PR☆☆★☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆PR☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆☆ 『よくなる独立開業!ステップアップ』まぐまぐメルマガ ●起業・独立開業を考え中の方からスタートした方まで役立つヒントや アドバイス盛り沢山。エッセイやビジネス書、面白サイト・メルマガ 紹介等。開業実現性アップと会社運営効率アップがきっとできます。 週1回火曜日おたのしみ配信です。 発行サイト:独立開業サポート http://www.dokuritu.jp/ 申し込み:http://www.mag2.com/m/0000107356.html ☆☆☆☆☆★☆☆☆☆☆☆PR☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆★☆☆PR☆ 編集後記 おはようございます、高尾です。 今週は、東京に出張したり、イベントが始まったりで大変忙しい一週間でした。 東京では、マクドナルドの原田社長やエコノミストの財部氏の講演を拝聴し、その 後にとあるセミナーOB会に出席。 久しぶりに会う友人や新たに出会った人がいて、大変楽しい時間を過ごすことがで きました。 このメルマガの告知を大きくしていただいたので、発行部数が今後大きく伸びるこ とと思います。 OB会の後、有志で飲みに行ったのですが、少し飲みすぎました。(笑) 経営者の話を聞いたり、人と交流したりすることは大きな刺激になります。 今後もいろんなイベントに参加していこうと思います。 メルマガの相互紹介は引き続き募集しております。 メルマガ相互紹介を希望されるメルマガ執筆者様は、ご連絡お願いします。 私もごく少ない部数の時に、いろんなメルマガ執筆者様に助けていただきましたの で、今回は私が恩返しします! メルマガ相互紹介に関する連絡先はこちら⇒ tryotaro1975@aol.com 今日の反省などについては、このブログを⇒ http://ameblo.jp/caferics/ メルマガ連動のブログサイトを作りましたので、できればコメントお願いします。 http://wsj.jugem.jp/ 当メルマガの情報については万全を期しておりますが、内容を保証するもの ではありません。これらの情報によって生じた、いかなる損害についても、 補償はいたしかねますので、ご了承ください。 また、当メルマガでは広告も誌面の一部として、読者様に有効であると 思われるものを厳選しておりますが、内容については当方で責任を負える ものではございません。ご配慮の上ご利用頂けます様お願い申し上げます。 ---------------------------------------------------------------------- ■編集・発行:高尾亮太朗 http://wsj.jugem.jp/ ■ご意見・ご感想・お問合わせはお気軽に!→ tryotaro1975@aol.com ■発行人ブログ(ビジネスブログ):http://ameblo.jp/caferics/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2008.11.20 Thursday
P&G・グーグルに見た従業員交流という新しい成長戦略
11/18 テクノロジー記事より。
A New Odd Couple: Google, P&G Swap Workers to Spur Innovation 今日の日経新聞の第一面に、伊藤忠商事が中国食品大手に出資するという記事がデカデカと掲載されていた。 記事によると、伊藤忠商事が今後成長の見込まれる中国食品業界に参入するために、中国食品業界の原料メーカー・加工食品メーカー・小売スーパーへ出資・提携をするという。 その一環として、役員や幹部を提携企業へ送り込むことも考えている。 日本の食品業界に精通しているものの日本の市場が成熟しているために成長市場が欲しい伊藤忠と、成長が見込める市場であるものの技術力が備わっておらず日本の技術力が欲しい中国食品大手企業の思惑が合致したと言える。 今回取り上げたWSJ記事もこの内容に似ている。 今回の記事は、P&Gとグーグルが社員の相互交流を開始したという記事である。 記事でもあるように、変わった(odd)な組み合わせである。 P&Gは100年以上の歴史を持つ日用消費財メーカーであり、グーグルは誕生して10年ほどしか経たないIT企業である。 また、資本提携や業務提携の一環として、役員や幹部クラスを相互に派遣することは聞いたことはあるが、一般社員を交流させることは聞いたことがない。 このような相互交流を行う理由は、 テレビよりもネットに時間を割くようになった若い次世代ユーザーの実情を知りたいP&G と、 収益の伸びが鈍ってきており年間87億ドルもの広告予算を持つP&Gからより多く広告を受注したいグーグル の期待が合致したからという。 例えば、P&Gでは、ネット広告で効果を発揮するのはネット通販商品のみで、オムツのような一般消費財は、テレビや新聞広告の方が高い効果を得ることができると考えていた。 しかし、グーグルは、ネット広告キャンペーンは消費者の認知度アップに強力な影響を及ぼすと考え、P&Gがグーグルの提案を受け入れることになった。 その結果、何万人ものアクセスを持つブログ執筆者(ブロガー)を工場見学や新商品説明会に招待することになった。 また、洗剤のブランドであるタイドの広告では、スーパーボールで放映されたP&G作成のCMをグーグルの意見を取り入れて改良することになった。 それは、P&Gがあらかじめ広告の趣旨とだいたいの方法を告知し、その条件の中で実際に放映するCM内容を募集するというものであった。 結局、200を超える応募があり、その中から選ばれた数案が採用され、テレビとユーチューブで流されることになった。 CM内容を応募するという双方向のCM作成は、P&Gにとっては今までなかったことという。 競合しない企業間での従業員交互交流は、異文化を学ぶことによりイノベーションを引き起こす。 このように考えれば、企業の新しい成長戦略の一つと言える。 ただ、交流によってどこまで内部を見せるかという問題が生じる。 競争力の厳選になる秘密まで見せると、逆に衰退に至る可能性がある。 今回のP&Gとグーグルの例で言えば、グーグルが他の日用消費財メーカーの広告を受注した際に、P&Gとの相互交流で得た知識・知恵を利用する可能性があり、P&Gにとっては大きなリスクと言える。 また、特定の企業と密に交流することにより、同業他社との取引に影響が出る可能性もある。 このように考えると、従業員の相互交流を直接行うのではなく、間に仲介会社を挟んだ方がスムーズに行くと思われる。 人材紹介会社が、転職希望者と人材募集会社を引き合わせることに似ている。 ここにビジネスチャンスが潜んでいないだろうか? +++++++++++++++++++++++++++++++++++ 今日のヒント ◎競合しない企業同士の人材交流は、異文化学習・イノベーションにつながり、企業の新しい成長戦略と言える。 ◎直接人材交流を行うと、企業秘密が流出したりや他企業との取引ができなくなるというリスクが生じる。この間を取り持つ仲介サービスはビジネスチャンスと言える。 +++++++++++++++++++++++++++++++++++ 2008.11.19 Wednesday
利便性プラスアルファができれば、鬼に金棒?
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