英語新聞ウォールストリートジャーナル(WSJ)から見た起業・ビジネスのヒント

英語がわからなくても最新アメリカビジネス事情を知りたい人、集まれ!
グローバルビジネスマンなら必読の英語新聞「THE WALL STREET JOURNAL(ウォールストリートジャーナル)」。ウォールストリート・ジャーナル研究家の高尾亮太朗が、最新の記事を解説し、起業・ビジネスのヒントを提供いたします。

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【427号】フェースブック、次の手は広告と口コミの融合。
 

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◎本日のニュース

1)見出し 

Facebook Friends Used in Ads



出典

http://goo.gl/Oo5R7



2)要約
米SNS最大手のフェースブック社は、
新しい広告を販売する予定でいる。
その広告の名前は、スポンサードストーリーズ。

スポンサードストーリーズでは、

ユーザーがチェックインやライク表示を通じて投稿した内容が、
ファースブック上の広告に表示される。
広告主は、ユーザーが自主的にそのブランド・
商品について投稿したメッセージを購入し、
表示することになる。

ユーザーの動向(チェックイン・ライク表示・その他投稿など)

は、
すでにユーザーとその友人のウォール欄
(自分と友人の動向が表示されるスペース)に表示されるが、
時間の流れとともにその表示は画面から消えてしまう。
新しい広告では、消えることなく、
トップページ右側にまとめて再表示される。

フェースブック側は、試用期間を通じて、

この広告に対してユーザーは好意的に評価していることがわかったので、
本格採用になったという。


3)キーとなる英文

Some of what Facebook Inc. users post to the social network
will soon start showing up in ads aimed at their friends.

4)キーとなる英文の和訳

フェースブック社のユーザーにより、
そのソーシャルネットワークに投稿された内容の一部が、
その友人をターゲットにした広告に、
もうすぐ表示されることになる。

5)気になる単語・表現

なし

6)今日のヒント

今回の記事がWSJに掲載されたのは1/26だから、
フェースブック上ですでにスポンサードストーリーズが
表示されているか確認したところ、すでに表示されていた。

11-02-05facebook_sponsored_stories



口コミと広告を合体させたコミュニケーション方法であるが、
口コミを活用したコミュニケーションは今までにも存在していた。
一番身近な例で言うと、通販サイトで表示されている顧客の声だろう。
また、食べログなどの口コミサイト上の評価や投稿も、
コントロールできないものの、企業にとっての一つの
コミュニケーションと捉えることができる。

ただ、これらの口コミのほとんどは、口コミ提供者が匿名なため、

その口コミの信憑性が高いことは保証できない。
あくまで噂だが、食べログにはレストラン側による
ヤラせの投稿すらあるという。
この匿名性が、現在におけるネット上の口コミの持つ短所だろう。

フェースブックの新広告スポンサードストーリーズは、

この短所を克服したことになる。
つまり、口コミ主が実名で表示されており、
さらにそれがフェースブック上の友人であるから、
その信憑性は大きく高まる。
このヤラせを排除できる点は、
スポンサードストーリーズの持つ大きな長所だろう。

試用期間を経てフェースブック側がわかったことは、

単なるバナー広告よりも友人のうち誰が興味を
持っているかがわかる広告の方が、
ユーザーは興味を示しやすいということ。
ソーシャルグラフ(簡単に言えば「人間関係」のこと)が、
広告に大きな影響を及ぼすようになる。

この新広告は、ユーザーにチェックインやラ

イク表示・投稿してもらうことが前提になることは忘れてはいけない。
つまり、ネット上でこれらの行為を行える仕組みを
整えていなければ、この広告を活かすことはできない。
無料でこれらの仕組みを導入することができるので、
この仕組みを利用しているかどうかは、
広告を使う使わないにかかわらず、
フェースブックを企業コミュニケーション(もちろん、その先には売上がある。)
に活用できるかどうかを決めるだろう。

さらに、単に仕組みを導入しただけでは、

ユーザーはその商品に反応(チェックインやライク表示・投稿など)してくれないことも
忘れてはいけない。ネット上で、どのように自社や自社商品を伝えるかが、
反応を呼ぶかどうかを決める。情報発信の重要性が、今後さらに増すだろう。

フェースブックは、実名登録がルールなので日本でどれほど根付くかはまだまだ疑問。

(マスコミやネット業界でフェースブック上陸が騒がれるのは、
フェースブック利用者が増えると何かしら利益が上がるからだろう。
一つのポジショントーク。)
ただ、キャリア志向層や知識層、その予備軍には確実にその存在感は増してきている。
その層をターゲットにしなくても、その層から商品やブランドに火が付くこともある。
時間が許すのであれば、無料で使えるので活用しない手はない。

***************************

《今回のヒントのまとめ》                                       

1)フェースブックは、新しい広告スポンサードストーリーズを開始する。

この特徴は、友人が広告上のサービスに対して行った投稿などの動向が、
広告上に表示されるということ。

2)一つの口コミ活用であるが、これまでの口コミと違うのは、

口コミ主が友人に限定されるので、
ヤラせなどの可能性を排除できる点にある。

3)この広告が広がれば、人間関係を示すソーシャルグラフが、

今後広告に大きな影響を与えることになるだろう。

4)ただ、この広告を活用するには、

フェースブックが提供する仕組みを導入するとともに、
ネット上での情報発信がその前提となる。

5)広告を利用するしないにかかわらず、

無料ツールであるフェースブックの仕組みの導入や、
ターゲットの心に届く情報発信が、
企業の売上に影響を与えることになるだろう。
***************************

6)おすすめ商品・サービス 


Winecarte 簡単ワインの選び方

一番新しい記事は、
プロヴァンス地方(Provence)、追加しました。


http://wine.ryotarotakao.com/country/france/provence

です。
最近、ワインを勉強しています。
それをアウトプットする意味でも、ワインのサイトを始めました。
焦らず少しずつ作成する予定です。
http://wine.ryotarotakao.com/


編集後記

こんばんは、高尾です。
だいぶ寒さも和らいできました。
春に近付いていることが実感できます。
ただ、冬が好きなの私にとっては少し複雑。
2月生まれというのもありますが、
寒い方がなんだか清々しく思うのですね。
短い2月ですが、張り切って行きたいと思います。

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今日も長い記事を読んでいただき、ありがとうございました。
感謝・感謝・感謝です!

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高尾亮太朗

1975年兵庫県姫路市生まれ。白鳥小学校・淳心学院・駿台予備学校神戸校・早稲田大学政治経済学部に進む。大学進学時に政治家を志し、早大鵬志会に入会。・・・続き
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