英語新聞ウォールストリートジャーナル(WSJ)から見た起業・ビジネスのヒント

英語がわからなくても最新アメリカビジネス事情を知りたい人、集まれ!
グローバルビジネスマンなら必読の英語新聞「THE WALL STREET JOURNAL(ウォールストリートジャーナル)」。ウォールストリート・ジャーナル研究家の高尾亮太朗が、最新の記事を解説し、起業・ビジネスのヒントを提供いたします。

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【408号】発言力を増したカナダ、企業が学べることとは?
 

◎本日のニュース

1)見出し 

Emerging From the Shadow


More than Just Rocks



2)要約
G8・G20の中でカナダの発言力が増し、注目を浴びている。

これまでのカナダは、隣国で巨大なアメリカの影に隠れる存在で、

経済でもアメリカに大きく依存していた。
また、G8に属している割には経済規模が小さく、
慢性的な労働生産性の低さが低成長を招いていた。
また、人口が高齢化しているため、年金や社会保険の費用が
財政の大きな負担になっていた。さらに、政権の不安定さも、
長期ビジョンにたった政策遂行を困難にしてきた。

しかし、金融危機後、カナダの様子は一変した。

その大きな要因は、

他の先進国や財政赤字や通貨変動に悩んでいたが、
カナダは財政と通貨が比較的安定していたからである。
また、自国の豊富な天然資源を目当てにした海外からの投資が
増えていることもその要因だろう。
その結果、世界の金融規制や自由貿易推進、
そしてアメリカの経済規制に及ぶまで、カナダの発言力は大きく増している。
その勢いは、メダルを量産したオリンピックを見ても、わかるだろう。

3)キーとなる英文

After years of being treated like the U.S.'s poor cousin,
Canada is increasingly demanding a place in the global spotlight.

4)キーとなる英文の和訳

カナダは、アメリカ合衆国の貧しい従兄弟のように長年捉えられてきたが、
現在では、世界の中でますます発言力を増している。

5)気になる単語・表現

主文を直訳すると、「カナダは日増しに、
世界のスポットライトが当たる場所を要求している。」となる。


6)今日のヒント

グローバルでのプレゼンスを増すカナダを記事であるが、
これまでのカナダ観を見ると、現在の日本との共通点は少なくない。例えば、
1)高齢化社会と年金・社会保険費用の増大
2)政権の不安定さ
3)財政の悪化(その後、緊縮財政により財政を健全化。)
4)アメリカ経済に依存
などを見ると、まさに日本にそっくりである。
よって、日本の諸問題を解決する方法として、
カナダの事例は参考になるだろう。ただし、財政問題に関しては、
通貨安や国債利率の高騰により、キャピタルフライト・IMFによる
支援の一歩手前まで行った。そこまで追い込まれてやっと重い腰を
上げて緊縮財政を実施したということを考えると、
日本も尻尾に火が付くまで財政悪化が続くのでは、と危惧してしまう。

カナダ財政再建の資料

カナダの飛躍ぶりを企業になぞらえると、

企業が飛躍するヒントが隠されているように思える。
カナダが世界で発言力を増した一番大きな要因は、
財政・通貨・金融機関の健全さ・安定さにあるだろう。
企業で言うと、財務力に当たる。負債が大きければ、
景気後退期になると資金調達に苦しみ、本業どころではなくなってしまう。
一方、自己資本比率が高ければ、資金不足に悩む競合を尻目に
投資を続けることができる。この差はとても大きい。
また、天然資源を多く持ち、さらに北極圏にて油田などの開発を
積極的に進めていることは、カナダへの海外からの投資を増やし、
景気に好影響を与える結果になっている。
企業で言えば、商品力・商品開発力であろうか。
売れる商品を持っていなければ、収益を上げるのが相当難しくなる。
収益が小さくなると、将来に向けた商品開発ができない。
このように、売れる商品を持っているかどうかは、
現在だけではなく将来の収益にも大きな影響を及ぼす。

このように、カナダに強さの秘密は、

企業で言えば財務と商品の強さにあると言えるだろう。
財務戦略・商品戦略の重要性がひしひしと理解できる。

***************************

《今回のヒントのまとめ》                                            
▼金融危機を経て、カナダの発言力が増している。
その大きな要因は、財政・通貨の安定さや、
健全な金融機関にある。また、世界的に需要の大きな天然資源を多く持ち、
さらに北極圏で油田などを積極的に開発していることが、
カナダに大きなアドバンテージを与えている。

▼このカナダの強さには、企業が飛躍できるヒントが隠されている。

財政・通貨・金融機関の強さは、企業で言う財務力の強さになるだろう。
また、豊富な天然資源や北極圏での開発は、商品力と商品開発力となる。
商品が売れて収益が高まり、その結果将来を見越した商品開発ができる。

▼このように、財務戦略と商品戦略の重要性が再認識できる。

***************************

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編集後記

こんばんは、高尾です。
アメリカは、ホームステイ・留学するなど大変縁のある国なのですが、
カナダにはまだ一度も行ったことがありません。
北にあるためか、とても寒いイメージがあります。
そして、豊富な自然からアウトドアも連想できます。
資源国通貨は今後上昇が期待できるので、
カナダドルにも注目したいと思います。

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高尾亮太朗

1975年兵庫県姫路市生まれ。白鳥小学校・淳心学院・駿台予備学校神戸校・早稲田大学政治経済学部に進む。大学進学時に政治家を志し、早大鵬志会に入会。・・・続き
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