2013.08.19 Monday
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英語新聞ウォールストリートジャーナル(WSJ)から見た起業・ビジネスのヒント英語がわからなくても最新アメリカビジネス事情を知りたい人、集まれ! 2008.11.13 Thursday
環境問題解決には省エネが一番?
11/11 記事より。
If a Tree Falls in the Forest, Are Biofuels To Blame? It's Not Easy Being Green 環境問題については、いろんな説が存在している。 一番有名なものは、割り箸の使用を減らせば環境保全になるかどうかというもの。 割り箸を止めて自分の箸を利用することにより、森林が伐採されずに済むという意見が以前は当然とされてきた。 しかし、最近、割り箸は間伐材を利用しているので、割り箸の利用を止めると間伐材の用途がなくなり、必要な森林の育成に逆に悪影響が出るという意見をよく耳にする。 だから、割り箸の利用を止めることは環境保全にならないという。 今回の記事は、この割り箸論争に似ている。 バイオ燃料はガソリンの代替燃料になるので、地球温暖化ガスの削減に役立つと思われてきた。 しかし、現実は違うようだ。 食糧価格の高騰により、今までの穀物畑ではバイオ燃料用のとうもろこしなどの穀物が栽培されず、バイオ燃料用穀物を栽培するために新たに森林や草原を耕す必要になった。 この開拓のために、二酸化炭素の吸収してくれる緑が失われ、逆に二酸化炭素の増加に繋がっているというのだ。 サイエンス誌によると、北米でのバイオ燃料用のとうもろこし栽培は、ガソリン利用に比べて二酸化炭素の排出量を93%増加させているという。 食糧価格の高騰という状況が、バイオ燃料利用による地球温暖化ガスの削減という方程式を成り立たないようにしている。 現在、食糧価格は大きく下落しているので、バイオ燃料の利用は環境保全に寄与していると思われるが、地球の人口が今後大きく増加するという予測の元では、食糧価格は今後上昇に反転する可能性は極めて高いと思われる。 このように考えると、環境問題に対して代替エネルギーの活用は一つのアイデアではあるものの、やはり省エネが一番ということになる。 高い省エネ技術を持つとともに、国民全体での省エネ運動とも言えるクールビズ・ウォームビズを推進してきた日本は、今後全世界の環境問題に対して大きな役割を果たせるのではないか。 +++++++++++++++++++++++++++++++++++ 今日のヒント ◎代替エネルギーは、周りの状況が変化することにより、環境保全になるとは限らない。エネルギーができる工程を細かく検証する必要がある。 ◎省エネが一番の環境保全である。省エネ技術が高く、省エネ運動が広がる日本が果たす役割は大きいだろう。 +++++++++++++++++++++++++++++++++++ コメント
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