英語新聞ウォールストリートジャーナル(WSJ)から見た起業・ビジネスのヒント

英語がわからなくても最新アメリカビジネス事情を知りたい人、集まれ!
グローバルビジネスマンなら必読の英語新聞「THE WALL STREET JOURNAL(ウォールストリートジャーナル)」。ウォールストリート・ジャーナル研究家の高尾亮太朗が、最新の記事を解説し、起業・ビジネスのヒントを提供いたします。

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【611号】米キャリアがノキア・グーグルの低価格スマホを歓迎する理由とは?
 

Nokia Lumia800

By John.Karakatsanis


◎本日のニュース

1)見出し

Nokia And Google’s High-End Phones Are Getting Cheaper

【出典】

http://goo.gl/2p2bB


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2)要約

ウィンドウズフォンとアンドロイドを搭載するスマートフォンが、
低価格戦略に出ている。ノキアは、ウィンドウズフォン8を
搭載する最新型スマホを、

2年契約付き100ドルで販売すると発表。
グーグルは、アンドロイドを搭載するネクサス4を、
電話契約なし299ドルで販売する。

この背景には、業界トップのアップルが、

高利益率の端末を大量に販売し、
莫大な利益を積み上げている事実がある。
この結果、低価格での新規参入の余地を生まれることになった。

低価格スマホは、携帯電話キャリアや投資家の思惑にも合致する。

それは、従来のスマホ販売時に負担していた販売補助金
がかからないからである。

ただし、
これまでも低価格スマホでアップルに対抗した事例があったが、
アップルの牙城を崩すには至らなかった。

◎キーセンテンスとその翻訳

3)キーとなる英文
Of the three big mobile ecosystems now competing for users
 (let’s leave BlackBerry out of this, for the time being),
 two are now pricing their flagship device very aggressively
 in the U.S. market.

4)キーとなる英文の和訳

三大モバイルエコシステム(とりあえず、
ブラックベリーは除外しよう)が、
現在ユーザー獲得にしのぎを削っている。
現在、この中の2つの陣営が、アメリカ市場で、
代表的な端末を攻撃的な価格に設定している。

5)気になる単語・表現

compete for自動詞句〜を偉うために競争する
flagship形容詞最も重要な;代表的な;旗艦の

◎記事から読み取った今日のヒント

6)ビジネスのヒント
ノキア(Nokia)とグーグル(Google)が、
スマホの業界リーダーであるアップル(Apple)に対抗して、
スマホを低価格で販売するという。その価格は以下の通り。

【ノキア・グーグルの最新型スマホとiPhone5の価格比較】

◯ノキア・ルミア920(Lumia920)→
2年契約付きで100ドル
◯アップル・iPhone5(16GB)→
2年契約付きで199ドル
◯グーグル・ネクサス4(Nexus4)→
携帯電話契約無しで299ドル
◯アップル・iPhone5(16GB)→
携帯電話契約無しで659ドル

いずれも、iPhone5の約半額。

ノキア・グーグルがこのような低価格戦略を採用したのには、
意味がある。それは、
iPhoneの利益率と販売数量に関係する。
すなわち、
iPhoneが高い利益率で大量に売れているということは、
iPhoneは値下げする必要がない。
一方で、
市場には低価格品が欲しいというユーザーが一定数存在する。
よって、低価格スマホを発売すれば、
このユーザー層を獲得できる。
さらに、iPhoneほどの高利益率は無理にしても、
スマホは比較的利益率の高い製品ではないかと、推測できる。
ならば、低価格で販売することができる。

【低価格スマホに参入余地がある理由】

◯製品の特性→利益率の高い製品だから
◯市場の特性→トップブランドのiPhoneが価格競争を
仕掛ける可能性が低いから

ただ、これまで低価格スマホでアップルに抵抗した事例が

なかったわけではない。
実際、ノキアはルミア900を50ドルに値下げして販売したが、
大して売れることはなかった。その要因は確かではないが、
携帯キャリアもそれほど販売に力を入れていなかったことも、
影響しているだろう。

しかし、その外部環境が変化している。その変化とは


【携帯キャリアの変化】

[従来]多額の販売補助金を負担してまで、
スマホ利用者の拡大に努める。
[現在]販売補助金の負担に消極的。月額課金の向上に努める。

投資家も、携帯キャリアの方針転換に賛同している。

もちろん、多額の販売補助金が利益を大きく損なうからである。
携帯キャリアが、
多額の補助金の負担までして端末の販売に力を入れたのは、
負担した補助金以上の売上拡大が見込めたからである。
つまり、従来型の携帯電話(フィーチャーフォン)よりも
通信費が高いスマホの利用者が増えれば、
携帯キャリアの月額課金収入が増えることになる。
これを見込んで、多額の補助金を泣く泣く負担してきた。

その販売姿勢が一遍したのは、


スマホ購入者のうち買い替えの人の割合が高くなった


からではないか。
フィーチャーフォンからスマホへの買い替えでは、
月額課金収入が増えるというメリットがあるが、
スマホからスマホの買い替えでは、収入に変化がない。
一方で、同様に多額の補助金がかかる。
スマホからスマホへの買い替えを促進しても、
携帯キャリアにはメリットがないことになる。
一方、補助金があまりかからない低価格スマホならば、
携帯キャリアの負担は小さくなり、
携帯キャリアは売りやすくなる。
ここに、
ノキアやグーグルの低価格スマホの参入余地ができたことになる。

次のようにまとめることもできるだろう。


◯成長市場→利益率の低いトップブランドの方が

利益額を最大化しやすい
◯成熟市場→利益率の高い商品の方が利益額を最大化しやすい

成長市場では、
知名度の高いトップブランドを活用することによって、
市場自体の拡大が期待できる。一方、成熟市場では、
市場の拡大は見込めないので、利益額を高めるためには、
利益率の高い商品を販売する必要がある。
スーパーがPB商品の取り扱いが増やしているのは、
食品販売市場が成熟化しているからである。

このように考えれば、アメリカのスマホ市場も、

成長市場から成熟市場に転換しているのかもしれない。
ちなみに、アメリカの携帯キャリアは、
スマホの拡販から通信費やその他サービス価格の値上げに動いてい
る。
アメリカのスマホ普及率は約44%。
これ以上の大きな普及は進まないと、
予測しているのかもしれない。

Nokia Lumia920
http://goo.gl/xwHuK
Google Nexus4 http://www.google.com/nexus/4/


***************************

《今回のヒントのまとめ》
1)ノキアとグーグルは、スマホ販売において、
低価格戦略を採用している。

2)その理由は、比較的利益率が高いという製品の特性と、

業界リーダーのアップルが価格競争に応じないという
市場の特性による。
3)さらに、携帯キャリアの販売姿勢の変化も影響している。
買い替え需要が増えることにより、
多額の補助金のかかるスマホよりも、
補助金がほとんどかからない低価格スマホの方が、
携帯キャリアンにとってメリットがあるからである。

4)成長市場では、
低利益率でもトップブランドを販売することで、
利益額を最大化できる。一方、成熟市場では、
市場が拡大しないので、利益率の高さが利益率の高さに直結する。
5)スマホ市場が成長市場から成熟市場に変化したからこそ、
低価格スマホに参入余地が生まれたのではないか。

*************************

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このイベントのいいところは、
ランチコース付きでゆっくりワインを堪能できること。
有料試飲しなければ、5000円でワイン飲み放題になります。
他のワインイベントに比べた料金は高めですが、
ゆっくり座りながら、美味しい料理と一緒にワインが味わえる
点を考えれば、安いかと思います。
http://goo.gl/lNMsF


編集後記

ちなみに、私は低価格スマホに興味はあるものの、
買うことはないかと思います。
それは、フィーチャーフォン(所謂ガラケー)で十分だから。
あの高性能の携帯を、毎月1000円ほど(通話料別)
で持てるなんて、
一番費用対効果が高いと考えています。

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| 高尾亮太朗 | IT | 19:00 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
【605号】タッチコードはQRコードを代替できるか?
 


 

◎本日のニュース

1)見出し
A Simpler Way to Connect the Physical With the Virtual

【出典】
http://goo.gl/EHJ7G

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2)要約
タッチコードという新技術が、
今年のウォール・ストリート・ジャーナル
テクノロジーイノベーションアワードの金賞を受賞した。
ドイツ企業が開発したもので、
現実世界をネットにつなぐ技術である。

同様の技術にQRコードがあるが、QRコードとの違いは、
目に見えない点とスキャンする必要がない点である。
そのため、タッチコードは、単純さ・安全性の高さ・
価格の低さという特徴を持つ。

既にドイツのメディア企業がタッチコードを活用している。
日曜の新聞に付いている雑誌にタッチコードが付与されており、
このコードからiPad版をダウンロードできるという。

◎キーセンテンスとその翻訳
3)キーとなる英文
The technology, called Touchcode, enables publishers,
consumer-product companies, event promoters and
others to include invisible codes on printed items
that can be read instantly on any device with a touch screen.

4)キーとなる英文の和訳
その技術は、タッチコードと呼ばれている。
これにより、出版社や消費財販売企業・

プロモーション企業などは、
目に見えないコードを印刷物に付け、
タッチスクリーンを持つ様々な機器で即座に読み取らせることがで
きる。

5)気になる単語・表現
include他動詞〜を含む、付け加える
invisible形容詞見えない(ほど小さい);(人が)
目立たない
device名詞(〜するための)装置;[コンピューター]
周辺装置

◎記事から読み取った今日のヒント
6)ビジネスのヒント
タッチコード(Touchcode)を開発したのは、
ドイツ・ケムニッツのプリンテクノロジクス社(
Printechnologics)。
ケムニッツは、ドイツ東部の独立市で、
ライプツィヒの南部・ドレスデンの西部に位置する。
ちなみに、記事では、

Printechnologics GmbH

と記されており、GmbHは有限会社の意味。

※参考サイト http://goo.gl/XLv0I

タッチコードは、リアルのコードからネットにつなげる技術で、
QRコードと同様の働きをする。しかし、目に見えないなど、
QRコードとは大きく異なり、
その特徴は次のようにまとめることができる。

【タッチコードの特徴】
[1]コードが目に見えない(
QRコードは正方形の白黒のコード)
[2]
タッチスクリーンを持つどんな機器でも読み取ることができる
(QRコードはカメラでスキャンして読み取る)
[3]タッチスクリーンにかざせば即座に読み取る
(QRコードは、カメラの焦点をコードに合わせてから読み取る)

タッチコードの公式サイトを見ると、
以下のような利用事例が紹介されている。

[1]出版物→添付したタッチコードにタッチスクリーンを
かざすことにより、動画や音楽などより詳しい情報を
タッチスクリーン上で提供することができる。
チラシ、消費者向け雑誌、CDブックレット、本、
パンフレット、カタログなど。

[2]消費者向けブランド→消費者向け商品に
タッチコードを添付することにより、製造工程や原材料情報を、
動画やダイヤグラムなどを使ってわかりやすく伝えることができる

[3]ブランド偽造防止→ブランド正規品にタッチコードを
添付することにより、デザインを毀損させることなく、
正規品の証明ができる。ブランド衣類、チケット、
プリンターカートリッジ、おもちゃ、印刷物など。

[4]おもちゃ→おもちゃにタッチコードを添付することにより、
おもちゃのキャラクターが動き、よりおもしろくなる。
収集用のカード、カードゲーム、フィギュア、置物、
動物のぬいぐるみ、ボードゲームなど。

※公式サイト http://goo.gl/ImZJU

上記の事例を見ると、QRコードよりも活用範囲が広いことがわかる。
それは、次のような強みを持っているからである。

【タッチコードの強み】
[1]簡便性(単純さ)→タブレットやスマートフォンの
タッチスクリーンの上または下に、タッチコードが
添付された印刷物を置けば、即座に読み取り、
ネット上のコンテンツをスクリーンに映し出す。
[2]安全性→目に見えないコードのため、
複製されるリスクはない。
決済用のコードに活用することができる。
また、すべてのコンテンツは、プリテクノロジクス社のサーバーで
管理されるので、マルウェア(悪意のあるソフトウェアやコード)

リスクがない。
[3]低価格→
QRコードと同じ目的で使われるRFIDよりも安い。
RFIDとは、ID情報を組み込んだRFタグから、
無線通信によって
情報をやり取りする技術。
※RFIDについて http://goo.gl/2AnRj

目に見えないという点が、QRコードとの大きな差別化である。
その結果、複製されるリスクがなくなる。また、
タッチスクリーンにかざすだけで読み取れる簡便性も見逃せない。
QRコードの付いたチラシやカタログ、
消費者向け商品をよく見るが、
スキャンするのが面倒に思うことがよくある。
この不満をタッチコードは解消してくれる。

ただ、問題がないわけではない。記事では書かれていなかったが、
私なりに考えた問題点は、価格の高さである。

タッチコードの仕組みを詳しくはわからないが、
タッチスクリーンと何かしらの無線通信を行うのは確かだろう。
タッチコードに無線を発信する仕組みが組み込まれていると予測す
る。
この仕組みが高価にならないか。RFIDよりも安くても、
誰でも作れるQRコードよりも高くつく。
大量生産商品・消耗品に気軽に添付できないだろう。
タッチコードを介してつながるネット上のコンテンツを
プリンテクノロジクス社が管理することも、
高価になる要因である。

価格が高いゆえに、無料で提供するチラシやカタログには
採用しにくくなるだろう。だから、記事で紹介されているような
有料の新聞に使われているのかもしれない。
有料の媒体だから採算が合うのではないか。

無料の販促物に使うとしても、
販促対象商品の利益率がある程度高くないと、
ペイしないだろう。タッチコードの公式動画では、
加工食品への活用事例が紹介されているが、
利益率から考えて多くの加工食品には合わないのではないか。

コストの高いタッチコードは、
使うことによって商品価値が向上するもの、
またはコストダウンにつながるものに適応しているだろう。
例えば、

◯有料媒体(雑誌・新聞など)
◯人気アーティストのコンサートチケット
◯在庫管理用システム(ICタグの代替品)

など。すぐに捨てられ兼ねない販促物には、
コストが高くて利用されないだろう。

もちろん、タッチコードが無線通信を行うハードを伴うもの
と考えた場合のことである。QRコードに近い、
コピー可能なソフトウェア関連のものならば、
販促物に使われても不思議ではない。

※ Touchcode http://goo.gl/ImZJU

***************************
《今回のヒントのまとめ》
1)タッチコードは、簡便性・安全性・低価格(
RFIDとの比較)
という特徴によって、QRコードの課題を解決してくれる
コードである。

2)ただ、問題点がないわけではない。
それはコストの高さである。
3)タッチスクリーンと無線通信を行うには、
ハードが伴い仕組みが必要だろう。
コピー可能なQRコードとは異なり、コストが高くなる。

4)そのため、すぐに捨てられる無料の販促物には
利用されないのではないか。マーケティング活用においては、
QRコードの代替品とはならないだろう。

5)利用することで価値が向上するもの、
またはコストが低下するものに、
タッチコードは適合すると思う。

*************************


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◎Food @Kobe
11月3日に櫻正宗さんの蔵開きが行われます。
昨年、初めて参加しました。
作りたての日本酒を無料試飲できるので、おすすめ。
工場見学、今年はないのかな。(昨年はありました)

櫻正宗 蔵開き http://goo.gl/Hl1Y5

編集後記
プロ野球が終わって、楽しみが減りましたねぇ。
クライマックスやってるって?
関係ないので。(笑)
それよりも、阪神の補強の方が気になります。
西岡、来るのかなぁ?

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| 高尾亮太朗 | IT | 19:30 | comments(1) | trackbacks(0) | pookmark |
【580号】ベンダーリレーションマネージメントで変わる企業と顧客の関係とは?
 

スマートフォンBy suanie


◎本日のニュース

1)見出し

The Customer as a God
【出典】
http://goo.gl/zdzGt


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2)要約

企業は、トラッキング技術により顧客の行動を記録し、
嗜好を見出すことにより、顧客を属性に分類し囲い込んできた。
しかし、スマートフォンの発展により、消費者は、
この囲い込みから抜け出し、一個人として自由に選択する
力を持つようになるだろう。

これを可能にするのが、ベンダーリレーションマネージメント(

VRM)。
VRMを使えば、消費者は自分の好みに応じて、
様々な企業サービスを組み合わせることができる。
企業の囲い込みによる制約が無くなり、自由にサービスを
選ぶことができる。

VRMの先駆けは、広告をブロックし、トラッキングを記録する

ブラウザのアドオンである。さらに、
マイクロソフトの最新ブラウザでは、
トラッキングを除外する機能がもともとオンにされている。

ただし、大企業や歴史のある産業は、従来の販売手法や

顧客の捉え方に対する考えに固執する。さらに、
従来の囲い込みを進化させた方が、顧客の嗜好を入手しやすく、
実際に儲かる。よって、
消費者が選択の自由を手に入れるこの革命は、
徐々に進むことになる。

◎キーセンテンスとその翻訳

3)キーとなる英文
Businesses today tend to herd customers as if they were cattle,
 but a revolution in personal empowerment is under way―and buying
 will never be the same again.

4)キーとなる英文の和訳

今日の企業は、家畜の如く顧客を集める傾向がある。
しかし、個人が力を持つある種の革命は進行中であり、
消費活動は決して元には戻らないだろう。

5)気になる単語・表現

herd自動詞人を集める
cattle名詞家畜;畜牛
empowerment名詞権限を与えること;(従業員の)
自由裁量権の増大

◎記事から読み取った今日のヒント

6)ビジネスのヒント
この記事の中で、対比されているのが、「
企業によるマーケティング活動」と
「今後起こるであろう消費行動」である。
次のようにまとめられる。

◯企業によるマーケティング活動→
トラッキング技術により顧客の消費活動を記録。
その記録を分析することにより、顧客の嗜好を見出し、分類。
その分類ごとに反応しそうな広告宣伝活動を行い、
収益を拡大する。
その前提として、ポイント付与により顧客を囲い込む。
◯今後起こるであろう消費行動→消費者の好みにより、
自由に商品を選択。
日々の行動を自分で記録することにより、
消費行動をより便利に行う。

企業によるマーケティング活動については、
特に説明はいらないだろう。
よくあるのが、メンバー登録が必要な通販サイト。
登録をすることにより、
誰がどのページを見て、どのリンクをクリックしたかがわかる。
この行動を記録し、属性により分類する。
属性ごとに掲載する広告を変えて、
購入ボタンをクリックする確率を高める。一方、利用者側は、
ポイント付与というインセンティブにより、
あまり何も考えずにメンバー登録することになる。さらに、
ポイントがそのサイトで購入する動機となり、
利用者は他サイトへ浮気する確率が低くなる。こうやって、
企業は利用者を囲い込み、リピート顧客に育てることになる。
ネット通販だけでなく、実店舗でもロイヤリティカードによって、
囲い込みを行なっている。ポイントを餌とすれば、
利用者はまさに家畜である。
このやり方の最先端が、ビッグデータ活用である。
トラッキング技術を使ってないにせよ、消費者の言動を記録・
分析していることには変わりない。

この囲い込み手法は、企業にとって収益拡大につながるので、

とても恩恵の大きなやり方である。しかし、消費者は、
囲い込まれるゆえ、
他の企業サービスの利用を遮断され、
最善の選択を阻害されることになる。
また、自分の行動が無断で記録・分析されることを嫌がり、
拒否する人もいるだろう。この消費者の不利益への対処方法が、
ベンダーリレーションマネージメント(VRM)である。

VRMとは、簡単に言うと、消費者が自由に売り手(ベンダー)を

変えられる仕組みである。例えば、出張時には、
交通チケットの購入・
ホテル予約・移動地図の作成・
支払精算などを行わなければならない。
今これらの活動を行うとなると、
それぞれ独立したサービスの中から
選ばなくてはならない。航空チケットならば、
全日空のサイトで時間と価格を調べ、
その後に日航のサイトでも同じ事を行い、
比較して選ぶことになるだろう。
同じような調査・比較・決定を、それぞれの活動で行うとなると、
大変面倒なことになる。さらに、
楽天トラベルなどの総合旅行企業が、
ポイントを使った囲い込み手段で、オファーを出してくるだろう。
そこで、
これらの活動をまとめて行なってくれるアプリが登場すれば、
利用者は、
サイト間を行き来する必要がなくなるし、
企業による囲い込みからも免れる。
このアプリこそが、VRMである。

VRMを使えば、個人としての消費者が、
企業に囲い込まれることなく、
企業と対等に取引ができるようになる。これこそが、
今後起こるであろう消費行動である。この動きは、

広告をブロックして、
トラッキング技術を監視するブラウザのアドオン
トラッキング技術を除外する機能をもともとオンにしたマイクロソ
フトの最新ブラウザ

という商品にも表れている。特に、
ブラウザ首位のマイクロソフトが、
トラッキング技術の除外をデフォルトでオンにした最新商品を
発売することの意味は大きい。この機能により、
最新のインターネットエクスプローラー(IE)は、
トラッキング技術が使いにくいブラウザになるので、
トラッキング技術を仕掛ける企業側から反感を買うことになる。
IEに合ったサイトが作られなくなる可能性もあり、
IEのシェア低下につながりかねない。それでも、
トラッキング技術の除外を選択したのは、
利用者のニーズがそれだけ強いという
表れではないだろうか。そのニーズを満たせば、IEのシェアを
逆に拡大することができるかもしれない。

消費者が企業による囲い込みを拒否することにより、

ポイント付与や特別割引などの経済的恩恵を失うことになる。
この経済的マイナスと自由選択権をどう天秤にかけるのか。また、
VRMを担うサービス自体が囲い込むことにならないか。
様々な疑問点・課題が浮かび上がる。一方で、少品種大量生産から
多品種少量生産への変化を考えると、多様性が高まる、
個人が選択の自由を求めているのは事実。さらに、
インターネット・スマートフォンの普及により、
空間と時間の制約がなくなりつつある。これらを考えると、
消費者が様々な制約から脱し、
自由に選べる状態を望んでいるのは間違いない。
顧客と企業との関係が、より対等になるだろう。

***************************

《今回のヒントのまとめ》
1)企業は、顧客の消費行動を記録・分析し、
囲い込むことで収益をあげようとしている。一方で、
インターネット・スマートフォンの普及により、
消費者はより便利で自由な商品選択を望んでいる。

2)広告をブロックしトラッキングを拒否する

ブラウザアドオンや、トラッキング除外を
デフォルトでオンにしたマイクロソフトの最新ブラウザの登場が、
この新しい消費行動を物語っている。

3)消費者の自由選択を可能にさせてくれるのが、

VRMという仕組みである。この仕組を使うことで、
これまで独立していたサービスを統合でき、
より簡単に商品を選択できるようになる。

4)自由選択へのニーズが高まれば、

顧客と企業との関係がより対等になるだろう。

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編集後記

記事で面白かったのが、2020年予測。
服にチップが埋め込まれていたり、
タグがプリントされたりすることにより、
着用履歴やクリーニング履歴がわかるという。
さらに、エスプレッソマシーンが壊れたら、
商品の裏に付いた四角のコード(QRコード?)を
スキャンすれば、修理か購入をすぐに行えるという。
技術的には今でもできそうですが、
問題はどの程度スムーズに行えるかでしょう。
面倒だとわかると、二度と使ってもらえないですから。

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【527号】米GEがアップル製PCマック導入を決めた理由とは?
 

Apple

By ricardoalvarez


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2)要約
米ゼネラル・エレクトリック社(GE)では、1年前より、
ウィンドウズPCとアップルのPC・マックのいずれかを従業員が
選べるようになった。この制度を作った理由は、
個人的にマックを利用する優秀な人材を獲得するためである。

法人向けPC市場では、ウィンドウズPCが主流で、
マックは1%未満のシェアしか獲得できていない。
それは、コスト面と既存システムとの互換性に問題があったからだ。
しかし、アップルのタブレット・iPadには、新型端末であるため
互換性の問題がなく、法人での利用が増えている。
また、PC購入時の割引が小さくなったことが、
マックの価格競争力を引き上げ、法人導入時のハードルを
小さくさせている。

GEでは、PC選択制度の告知が進んでいないにも関わらず、
既に1000台のマックが導入されている。
今後、制度の存在を知る従業員が増えれば、
台数がさらに増加すると見込まれる。実際、
アップルは、PCとタブレットの法人販売金額が、
今年約50%増加すると予測している。約3%減少するとされる
アップル以外のPC・タブレットとは、対照的である。
◎キーセンテンスとその翻訳
3)キーとなる英文
The development echoes Apple's initial effort in smartphones
that later became a real threat to companies like
BlackBerry maker Research In Motion Ltd.

4)キーとなる英文の和訳
アップルの法人用PC市場の開拓は、アップルが以前行った
スマートフォン市場参入を思い起こさせる。
それは、後に、ブラックベリーを製造する
リサーチ・イン・モーション社のような企業にとって、本当の脅威になった。

5)気になる単語・表現
development 名詞 進化;開発;展開
echo 他動詞 〜を反響させる;〜をまねる
initial 形容詞 最初の

◎記事から読み取った今日のヒント
6)ビジネスのヒント
アメリカの老舗コングロマリット、ゼネラル・エレクトリック社
(General Electric Co. GE)がマックの導入を始めたことは、
アップル製品がいかに法人市場を開拓しているかを表している。
それは、老舗になるほど、過去の取引慣習を踏襲するからである。
さらに、GEは、軍事産業などセキュリティーを重視する事業を
行なっているので、複数OS利用はセキュリティーの脆弱性につながる恐れがある。
また、複数の事業をグローバル展開していることも、
既存システムとの互換性の問題を引き起こすマックの導入にはマイナスに働く。

実際、マックの法人市場シェアは1%に満たない。
シェア25%で首位を走るHPとレノボとは大きな差である。
このような差が生まれるのは、企業がマックを導入する際に、
コストと互換性の問題が発生するからである。
マックはアップルしか製造していないため、価格競争に陥りにくい。
一方、ウィンドウズPCは複数メーカーが製造しているため、
価格競争が発生しやすい。この市場環境の差が、
ウィンドウズPCとマックのコストの差を生み出す。
互換性の問題とは、ウィンドウズで作られた既存システムと
連携できないという問題。いくらマックの性能が優れていても、
既存システムにつなぐことができなければ、PCとしての機能はしない。
また、連携させるためには、ウィンドウズPCでは
発生しなかったコストがかかる。コストのハードルをさらに高くすることになる。

しかし、実際には、アップル製品の法人利用は増えている。
今年のマック・iPadの法人販売金額は、昨対比で約50%増加すると
予測されている。アップル以外のPC・タブレットの法人販売金額は、
約3%減少するので、PC・タブレットの法人市場が拡大しているのではない。
アップルを選択する企業が増えていることを表している。

コスト・互換性の問題を抱えていながら、実際には
アップル製品を選択する企業は増えている。その理由は、
1.法人市場の開拓が進むiPadが、PCの代替品になったから。
2.PC購入時の割引率が小さくなったから。
3.個人用市場への浸透を法人市場開拓に活用したから。
である。

1について、iPadはタッチパネルで操作できる全く新しい機器のため、
互換性の問題が発生しない。さらに、iPadは、
これまでPCで行なっていた機能を簡単に行うことができるため、
PCの代替品になることができる。ウィンドウズPCが
圧倒的主流の法人PC市場では、弱者のマックには勝ち目がない。
PCの代替品を導入することで、勝算の低い正面衝突を避けることでき、
さらに互換性という弱みを無くすことができる。
PCの代替品のアイパッドの導入は、マックをも代替してしまう
リスクがあるのも事実。しかし、マックは、
そもそも法人市場でのシェアは1%未満と極小さく、
iPad導入の影響は小さい。一方、シェアの大きなHPやレノボなど
PC市場の強者は、カニバリを恐れて、
iPadに対抗するタブレットの開発を渋ることになる。
この開発スピードの差が、iPadの先行者利益をより大きなものにし、
PCの代替品としての地位を磐石にすることができる。

2については、GEの最高技術責任者(CTO)の証言にもある。
従来マックの弱点として、価格の高さがあった。しかし、
PC導入時の割引率が低下したことにより、ウィンドウズPCと
マックとの価格差が縮むことになる。実際、
マックの軽量ノートPC・マックブックエアは999ドルから
販売されているのに対し、同じタイプのウィンドウズPCは
899ドルからとなる。それほど大きな価格差はない。

3については、優秀な人材確保のためにマック導入を決めた
GEの施策が物語っている。個人でマックを使う人が増える
ということは、マックの良さを理解した人が増えることになる。
その人が企業内でPC購入を担当すれば、アップルが企業に営業を掛けずとも、
マックの企業導入への道が開くことになる。マックユーザーが
購買を担当しなくとも、GEのように従業員にPCが
選択できるようになるかもしれない。アップルは、
法人PC市場開拓のために、法人に直接営業する手法を採らず、
個人用マックユーザーを増やすことにより、
そのユーザーに法人での導入を促してもらうという間接的な方法を採っている。

この3つの理由により、アップル製品の法人利用は増えている。
マックを選択できるようになったGEでは、PC選択プログラムを
大々的に告知していないにもかかわらず、
1年間だけで約1000台のマックが導入された。
今後プログラムの告知を広げるとしているので、
マックの利用台数は大きく増えるだろう。以前GEは、
スマートフォンのブラックベリーを利用していたが、
2008年にiPhoneも選べるようにした。その結果、
今では約5万人のブラックベリー利用者に対して、
iPhone利用者は約1万人に達している。毎年恒例の会議に、
上級役員600人全員が各自iPadを持参したことを考えると、
GEでは、iPhoneで起こったことと同じことが、
マックやiPadで起こるかもしれない。アップル製品の法人市場開拓は、
今後さらに進むだろう。

***************************
《今回のヒントのまとめ》
1)法人PC市場でのマックのシェアは1%未満だが、
iPadも含めたアップル製品の2012年法人販売金額は、
アップル以外の製品が縮小するなか、1.5倍に増加すると予測されている。

2)これまでマックの法人導入には、
コストと互換性というハードルがあり、なかなか進まなかった。

3)そのマックの法人利用が伸びているのは、3つの理由による。
一つ目は、全く新しい機器であるために互換性の問題が発生しないiPadが
、PCの代替品となったからである。二つ目は、PC導入時の割引率が小さくなり、
マックとウィンドウズPCの価格差がほとんどなくなったからである。
三つ目は、個人用市場の浸透を通じて、マックユーザーが増え、
企業内での活用を促すようになったからである。

4)iPhoneがブラックベリーの牙城を崩しているように、
マックを含めたアップル製品は、法人市場の開拓を今後さらに進めるだろう。

*************************

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編集後記
テレビでのプレゼンテーションやカフェなどで、マックをよく目にします。
もちろん従来からのマックユーザーがいるのは当然ですが、
iPhoneを通じてアップルを身近に感じ、購入した人も多いでしょう。
ノートPCのモニターの裏に写ったりんごのマークは、
本当にオシャレだと思います。
「Apple」という社名ではなく、イラストだけのロゴを入れたところがかっこいい。
他メーカーのノートPCでは、社名やブランド名が入ったロゴですから、
その差が一目瞭然です。
ちなみに、私が持っているアップル製品はiPad・iPhoneで、
今のところマックを購入する予定はありません。
マックユーザーが増えれば増えるほど、人と同じことが嫌な私には、
購入ハードルが高くなるのです。
ちなみに、今使っているノートPCは、東芝のダイナブック。
薄くて軽くて、とても使いやすく、さらに使っている人が
ほとんどいないのが一番好きな点です。

高尾亮太朗のツイッター⇒ http://twitter.com/ryotarotakao
高尾亮太朗の公式サイト⇒ http://ryotarotakao.com
今日も長い記事を読んでいただき、ありがとうございました。
感謝・感謝・感謝です!

| 高尾亮太朗 | IT | 18:20 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
【523号】ビッグデータ分析が教えてくれる中小企業のやるべき事とは?
 


By m-c


1)見出し
So, What's Your Algorithm?

【出典】
http://goo.gl/hh3QG

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2)要約
コンピューターの性能の向上や価格下落によって、
企業が持つ膨大なデータを即座に分析・活用できるようになった。
この結果、偏見や勘に邪魔されることなく、
客観的な事実を即時に見ることができ、

販売機会を増やしてくれる。

さらに、分析数が増えるにつれて、
事実から読み取れる洞察の精度が自動的に高まり、
販売確率が向上する。

このビッグデータ分析の最終目的は、
バックエンドでの仕事をフロントエンドに移行することと
されている。

ただし、問題がないわけではない。分析が進むと標準が生まれ、
将来予測を標準に合わせようとする。一方で、
生活がより便利になるにつれて、
顧客の購入パターンは複雑になり、
乖離が発生する。

◎キーセンテンスとその翻訳
3)キーとなる英文
There is a more important theme gathering around us:
How analytics harvested from massive databases will
begin to inform our day-to-day business decisions.

4)キーとなる英文の和訳
我々の間で話題になっているより重要なテーマがある。
それは、膨大なデータベースから導かれた分析が、
我々が日々行う仕事上の決断を、
どのように実りあるものにするかである。

5)気になる単語・表現
gather  自動詞     増大する
massive 形容詞     大きな塊になった
inform  他動詞     満たす、元気付ける

◎記事から読み取った今日のヒント
6)ビジネスのヒント
ビッグデータ分析に関する新聞記事は、昨年より増えてきている。
ちなみに、2011年に発行された日経新聞に掲載された
「ビッグデータ」という単語を含む記事は、12件。
私の感覚では、最近特に増えてきている模様。

この記事によると、ビッグデータ分析とは、
企業が蓄積してきた大量の客観的データを分析し、
販売機会につながるように利用すること
となるだろう。事例としては、冷凍食品の宅配事業を行う
スワンフード社(Schwan Food Co.)によるビッグデータ分析が
取り上げられている。スワンフードは、
6週間分の注文実績を見て、
その実績から商品を薦める大まかなプログラムを利用していた。
その後、よく似た購入パターンを持つ別の顧客を割り出し、
その顧客の購入履歴と比較して商品を薦めるプログラムに変更。
また、直近に注文が少なくなったカテゴリーがあれば、
そのカテゴリーの商品の割引を提供するサービスも開始した。
その結果、売上が3〜4%増加することとなった。
ビッグデータ分析を行なって、販売機会が増え、
売上が上昇した好例と言える。
※Schwan Food  http://goo.gl/No7yr

日本で取り上げられているビッグデータ分析は、
インターネット上の自社に関する情報を収集・分析し、
顧客満足を高めるような販促・商品開発につなげる
というもの。無限に増えるネット上のデータが対象のため、
そのデータ数は膨大になり、分析コストは大きなものになる。
自然と、大企業が使う分析手法と成り兼ねない。

しかし、この記事によると、ネット上にまで範囲を広げることなく、
企業がこれまで蓄積してきたデータを分析することによってでも、
販売機会が増やせることがわかる。この手法は、
中小企業でも活用できる。

このように考えると、顧客の販売実績・顧客や見込み客の行動実績は、
次の販売機会につなげる大きな資産だ。どの顧客が、
いつどこで何をいくらでいくつ購入したか。さらに、
どの顧客が実店舗や通販サイトでどのような行動をしたか。
アンケートにどう答えてくれたか。これらすべてを
ビッグデータとして分析すれば、その顧客のニーズが
おぼろげながら見えてくる。

ビッグデータは、バズワードに聞こえ、
何か大げさなことのように思われるかもしれない。
しかし、企業が蓄積してきた顧客や見込み客に関する
データを分析することによって、
次の販売につなげることが出来る。
どんな企業でも、顧客・
見込み客に関するデータは持っているもの。
そのデータを活用するかどうか、やるかやらないかに
将来の売上が掛かっているとも言える。
(もちろんやり方も影響しますが。)
※バズワード http://goo.gl/Fmc1L

改めて、既存企業の持つデータの重要性、
そしてアドバンテージを実感した。
新規参入組には大きなハンデであるが、
逆に成約に至らなかった商談・見込み客開拓も、
記録すればビッグデータになりうる。企業活動を継続して行い、
蓄積したデータを活用すれば、
次の販売確率が高まるとも言えるだろう。

***************************
《今回のヒントのまとめ》
1)日本でのビッグデータ分析は、
ネット上に散らばる自社に関するデータを収集・
分析することのように、取り扱われている。

2)しかし、記事からは、社内に蓄積したデータを
分析することで、次の販売機会につなげることと読み取れる。
これなら、中小企業でも行える。

3)どんな企業にも、顧客や見込み客のデータが蓄積されている。
それを活用するかどうかに、次の販売チャンス、
さらには企業の将来が掛かっているとも言えるだろう。

4)顧客や見込み客のデータは、これまであまり活用されて
来なかった既存企業の大きな強みである。一方、新規参入組は、
成約に至らなかった商談や見込み客開拓も、
記録すればビッグデータになりうる。

5)企業活動を継続し、蓄積したデータを活用すれば、
次の販売確率が高まるとも言える。

*************************

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編集後記
年始より、あまりに寒いのでエアコンを付けています。
エアコンを付けてわかったことは、
引き戸は熱が逃げやすく寒くなりやすいということ。
引き戸は、スペースの有効利用にはいいですが、
熱効率には悪いみたいです。
住宅の建て替え・購入の時には、注意したいものです。
(ちなみに私は賃貸派です。)
※個人的事情により、2012年の年賀状送付は
控えさせていただきました。ご了承願います。

| 高尾亮太朗 | IT | 19:05 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
【522号】ポストメイツ、新興企業が即日配達サービスに参入できる理由とは?
 

デリバリーサービス

By TomNatt


◎本日のニュース

1)見出し
Bid for Same-Day Delivery Taps the Smartphone Boom

【出典】
http://goo.gl/ny4d0

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2)要約
ネットで注文した商品を即日届けるサービスに参入した新興企業が

ある。
その企業とは、ポストメイツ社。
参入に大きな追い風になったのは、
スマートフォンブームである。

ポストメイツは、サンフランシスコ地域にて、約30の運送会社と提携し、
即日届けサービスを提供している。
スマートフォンのGPS機能により、
配送中の運送会社の居場所がわかり、配送途中でも
追加の配送依頼をかけることが可能になった。

ただし、これまでに即日届けサービスに参入した新興企業同様、
ポストメイツも難題に直面している。
それは、ビジネスモデル確立の難しさと、
グーグル・アマゾンなど大手ネット企業の参入である。

◎キーセンテンスとその翻訳
3)キーとなる英文
Postmates Inc., a San Francisco Internet start-up that
launched its same-day delivery service in December,
is hoping to succeed by tying its business to
the proliferation of smartphones.

4)キーとなる英文の和訳
ポストメイツ社は、サンフランシスコの
インターネット新興企業であり、
12月に即日配達サービスを開始した。

スマートフォンの急激な増加をビジネスに結びつけることで、
成功に導こうとしている。

5)気になる単語・表現
proliferation名詞激増

◎記事から読み取った今日のヒント
6)ビジネスのヒント
記事によると、即日配送サービスに参入した新興企業は多いが、
その大部分が失敗したという。その最大の理由は、
ビジネスモデルを確立するのが難しいからである。
たとえば、90年代後半に参入したコズモドットコム社(
Kozmo.com Inc.)は、
提携した運送企業とのネットワークを築くのに、
多額のコストがかかり、
それが失敗要因になっている。また、2000年代半ばに参入した
リケッティシップ社(LicketyShip Inc.)は、
参加小売店の商品を自社サイトで販売しようとして、
商品管理に失敗している。

ポストメイツ社(Postmates Inc.)も、ビジネスモデルの問題から免れない。
さらに、大手の参入という外部環境の変化にも遭遇している。
グーグル社(Google Inc.)は、大手小売チェーンの通販サイトで購入した商品を、
発送先の最寄り店舗から配達する仕組みで参入してきた。
また、アマゾンドットコム社(Amazon.com Inc.)は、
アメリカの10の都市限定で、特定の商品に限り、
9ドルの追加料金で即日配達を実施している。

これらの問題に対して、ポストメイツが取った施策とは、
1.スマートフォンのGPS機能を活用した
配送ネットワークの構築
2.サンフランシスコ地域限定
3.商品の販売はせず即日届けに特化
である。

1については、ネットで決済された後から、
フルにスマートフォンを活用している。
決済後のプロセスは、
消費者が支払いを済ませる→店舗はiPhoneなどの
スマートフォンを使って、最寄りの運送会社に
配達依頼を送る→運送会社は、スマートフォンに依頼が入り、
ボタン一つで受託
である。配達中の運送会社でも、
GPS機能によって居場所がわかるので、
配達依頼を受けることができる。
これにより、一台の自動車で複数の配達が可能になり、
コストを抑えることができる。

2については、物理的な配達時間がどうしても発生するため、
仕方ないことだが、地域を絞ることにより、
その地域の即日宅配サービスでナンバーワンになることができる。
ランチェスター戦略における地域戦略である。

3については、アマゾンのように商品の販売はしない。
単に、依頼されたモノを即日届けるサービスのみを提供する。
ランチェスター戦略で言う商品戦略。これは2とも関係し、
サンフランシスコ地域での即日宅配サービスで
ナンバーワンになることができる。

このように、ポストメイツはスマートフォンの普及と
ランチェスター戦略を活用しているのであるが、
不思議に思う点がある。それは、
配達サービスがポストメイツの強みではない
という点である。ポストメイツは、単にシステムを
提供しているのであり、配達業務をしない。
ならば、配達業務を実際に行う運送会社の方が、
即日配達サービスの強みを持つと言えないだろうか。

ここで問題になるのは、
即日配達サービスは、一企業では行うのは難しい。
ということである。つまり、モノを引きとって届けるのに
物理的な時間がどうしてもかかってしまう以上、
複数の企業(もしくは個人)が提携しないと、
モノを即日(ホームページによると通常2時間以内)に
届けることはできない。一方、
普段競合する企業同士が提携するのは、
そう簡単なことではない。
仕事の奪い合いが起こるかもしれないし、
競合他社の足を引っ張ることも起こるかもしれない。
ここに、配送業務を行わないポストメイツの強みがある。

ポストメイツが、システムの提供と受注を行い、
最寄りの運送会社(または個人)に配達を依頼することにより、
競合企業が交わることが無くなる。
配達を受ける企業(または個人)は、
仕事が増えるというメリットがあり、
ポストメイツは手数料収入というメリットがある。
(ちなみに、手数料は運賃の25〜40%。)もちろん、
即日配達を依頼した消費者は、注文日にモノを受け取れるという
メリットがある。ウィン・ウィン・ウィンの関係が成り立つ。

新規参入の問題については、運送会社と提携し、
配達システムを確立する難しさが参入障壁となる。
逆に言うと、サンフランシスコ地域以外で他社の
即日配達サービスを開始すれば、
ポストメイツはその地域へ参入しにくくなるということでもあるが

企業同士の提携が難しい運送会社をネットワーク化することにより
ポストメイツは、配達業務を持たない弱みを強みに変えた。
既存企業同士を束ねることは、
業界外からの新規参入を可能にしてくれる。

***************************
《今回のヒントのまとめ》
1)ポストメイツは、
これまで死屍累々の即日配達サービスに参入した。
グーグル・
アマゾンなどの大手企業の参入という問題にも直面している。

2)これらの課題を克服するために、普及するスマートフォンの活用、
サンフランシスコ限定という地域戦略の採用、即日配達サービスに
特化するという商品戦略の採用という方法を採っている。

3)また、配達業務を実際に行わないポストメイツが、
即日配達サービスに参入した点も見逃せない。これは、
競合する企業同士の提携が難しいことを逆に利用している。

4)同じ行会内の既存企業同士を束ねることは難しい。
だからこそ、業界外からの新規参入が可能になる。

*************************

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編集後記
即日配達サービスと言えば、バイク宅配でしょうか。
東京にいる頃は、よく見かけましたが、
神戸ではほとんど見かけません。
価格が高いことが原因で利用が少ないならば、
スマートフォンを利用した即日宅配サービスは、
低価格を武器に需要を掘り起こす可能性があります。
まるで、即日配達業界のLCCですね。
今年もよろしくお願いいたします。
※個人的事情により、2012年の年賀状送付は
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今日も長い記事を読んでいただき、ありがとうございました。
感謝・感謝・感謝です!

| 高尾亮太朗 | IT | 19:02 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
【513号】米SNSのネクストドア、近所住民限定という可能性。



◎本日のニュース

1)見出し
Web Start-Up Helps Neighbors Meet

【出典】
http://goo.gl/foTL4
2)要約
感染症に罹った子供を持つ母親は、
その病気が周りの住人に伝染する可能性があることを
近所の人に伝える必要があった。その時に利用したサービスが、
ネクストドアというソーシャルネットワーク。
ネクストドアに感染症のことを投稿すると、
近所の住人からお見舞いの言葉や質問を受け、
コミュニケーションを取ることができた。
その結果、ウィルスは伝染しなかった。

ネクストドアは、近所の住人のみが参加できるSNS。
正確な住所をネクストドアに知らせて認証を受け、
実名で登録をしなければならない。
会員は、質問・

回答などお互いにコミュニケーションを取ることが出来る。
地元サービスに関するアドバイス・オススメ情報を簡単に交換できる。
ただ、ネクストドアで共有される情報は、会員しか閲覧することができない。
検索エンジンで検索することもできない。◎キーセンテンスとその翻訳
3)キーとなる英文
To join a Nextdoor neighborhood, consumers must verify their address
with the company and sign in with their real names.4)キーとなる英文の和訳
ネクストドアの住人になるためには、消費者は自分の住所を
ネクストドアに証明し、実名で登録しなければならない。

5)気になる単語・表現
verify  他動詞     事実であることを証明する

◎記事から読み取った今日のヒント
6)ビジネスのヒント
サンフランシスコ・ベイエリアで流行っているネクストドア
(ネクストドア社 Nextdoor Inc.が運営)というSNSに関する記事である。

ネクストドアの特徴は、
1.住民しか参加できない非公開のSNS
2.実名登録が必須
3.地元商店・サービスのオススメ情報を交換・分類
4.モノの貸し借り・不用品の譲渡が可能
5.近所の重要情報はメールにて受信可能
である。
1については、非公開なので、少しでもこのサービスの
恩恵を受けたいと思うならば、登録しなければならない。
この非公開という特徴により、会員を増やしやすくなる。
また、検索エンジンに引っかからないので、
住民以外への情報の拡散を心配しなくて済む。
地元住民だけの井戸端会議という感覚で、情報交換が可能になる。

2の実名登録によって、情報の信ぴょう性が増す。
地元情報は、検索エンジンで調べることも可能である。
検索結果のほとんどは、企業か匿名個人が提供する情報。
商品を売り込みたい企業の脚色がかかっているかもしれないし、
匿名個人の情報は匿名ゆえに嘘かもしれない。
一方、実名で発信された情報のほとんどは、真実と言える。
その理由は、実名登録で嘘を付けば、
そのコミュニティの信頼を失うという致命的なデメリットが
生じるからである。ゆえに、実名による情報は信ぴょう性が
高いことになる。

3・4については、その他SNSでも可能であるが、
情報が管理されているので、欲しい情報を見つけやすい。
具体的にネクストドアのサイトを見たわけではない
(アメリカの住民でないので登録できないから見れない)が、
オススメ情報・モノの貸し借り情報などが項目ごとに
整理されているらしい。通常のSNSは、
すべての投稿が時系列で並んでいるので、
情報を探すのにより手間がかかる。
手間をかけずに自分の求める情報のやりとりができるのは、
利用者にとってありがたい。

5に関しては、いちいちサイトを訪れなくても、
定期的に最新情報をメールで教えてくれる。
例えば、質問をした場合、答えが届いているか気になるものだ。
だから、サイトを見ようとする。アクセス数が増えるので、
ネクストドア側にとってはうれしいことだが、
サイトを訪れる側にとっては煩わしい。
この煩わしさを解決してくれるのが、
このメールサービス。
さらに、メール配信頻度を自分で変えられるのもいい。

特徴をまとめると、次のようになるだろう。
1.容易さ・気軽さ(面倒ではない)
2.情報の正しさ(信ぴょう性が高い)
3.双方向コミュニケーション
地元情報を調べるには、検索エンジンを使えば済むだろう。
しかし、検索エンジンから得られる情報は、玉石混交。
一方、地元住民限定のSNSには、
検索エンジンにはない上記3つの特徴がある。
正確な住所や実名を登録しなければならないというハードルはある

が、
地元住民限定サービスには媒体としての可能性を感じる。

ネクストドア https://nextdoor.com/

***************************
《今回のヒントのまとめ》

1)地元の情報を得ようと思えば、検索エンジンを使えばいい。
しかし、検索エンジンから得られる情報は、玉石混交。
企業による情報は宣伝色を感じるし、
個人が発信する情報は匿名ゆえに信ぴょう性に疑問を感じる。

2)一方、地域住民限定SNSのネクストドアは、
検索エンジンのデメリットを克服してくれる。
住所・実名を登録しなければならないゆえに、
その情報の信ぴょう性は高い。さらに、
オススメ情報やモノの交換情報などはまとめられているので、
容易に調べることができる。また、
SNSゆえに、身元のわかる住民との双方向コミュニケーションを
楽しむことができる。

3)住所・実名登録などハードルは高いが、
地域住民限定サービスには媒体としての可能性を感じる。
*************************

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◎       Winecarte 簡単ワインの選び方
一番新しい記事は、

ジョルジュ デュブッフ ボジョレー・ヴィラージュ ヌーボー
セレクション プリュス2011
(Georges Dubceuf Beaujolais Villages Nouveau Selection Plus2011)
http://goo.gl/eBdeV
です。

最近、ワインを勉強しています。
それをアウトプットする意味でも、
ワインのサイトを始めました。
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編集後記
地元情報って、意外に知らないものです。
回覧板もありますが、その内容は自治体などの
公的な情報の告知に使われています。
地元で配られるフリーペーパーもありますが、
その内容が企業が発信する情報がほとんど。
そう考えると、地元住民が交流できて、
地元サービス・イベントの最新情報が配信される
媒体へのニーズは高いのかもしれません。
検索エンジンで地元情報を調べても、
あるジャンル(マンション・病院など)に特化した
口コミ情報や地元情報のポータルサイトばかりでした。
ネクストドアを含め、どのように収益を上げるのかが
一番大きな問題ですね。

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| 高尾亮太朗 | IT | 20:49 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
【480号】ソーシャルメディアは、リアルな交流の代替にはならず。
 

ソーシャルネットワーク

(from Flickr


◎本日のニュース

1)見出し
Social Networks Can't Replace Socializing

【出典】
http://goo.gl/226GH

2)要約
技術革新により、人との交流がより容易になった。
最初は電話、そしてファックス、メールと続き、
ネットバブル期には今後都市は廃れると予言されていた。

しかし、実際はその逆のことが起こっている。
例えば、メールの発明以来、出張が増加しており、
学者による共同論文では、近くにいる学者同士の論文の方が
その出来は良いという統計もある。

だからといって、ウェブ上の交流は否定されるものではない。
決して、リアルでの付き合いの代わりにはなれないが、
補助するものであり、リアルで交流する効果をより高めてくれる。

◎キーセンテンスとその翻訳
3)キーとなる英文
Instead of being a substitute for old-fashioned socializing,
this network will focus on becoming a better supplement,
amplifying the advantages of talking in person.

4)キーとなる英文の和訳
昔ながらの交流に取って代わるのではなく、
このネットワークは、じかに話すよりよい補助になり、
その利点をより大きくするのに、ピンポイントで力を
発揮してくれるだろう。

5)気になる単語・表現
substitute      名詞      代用品;代理人
supplement      名詞      補足;増刊号
amplify 他動詞     〜を拡大する:〜を詳述する
in person       副詞      実物の;自分で

◎記事から読み取った今日のヒント
6)ビジネスのヒント
記事冒頭では、グーグルのソーシャルネットワーク・
グーグルプラス(Google+)が紹介されている。
サービス開始後1ヶ月ほどしか経たないにもかかわらず、
2000万人以上のユーザーを獲得するなど、
大成功を収めている。現状では、
ソーシャルネットワーク最大手・フェースブックの対抗馬。
グーグルプラスの特徴は、リアルの人間関係に似た
交流ができる点である。
具体的には、友人をグループ分けでき、
グループ別に情報発信ができる。
会社の上司に、友人に話すようなくだらないことを伝えずに済み、
ユーザーとしてはとても利便性が高いと言えるだろう。

グーグルプラスの登場によって、
ソーシャルネットワーク上での交流がより盛んになるだろう。
だからといって、リアルでの交流が無くなることにはならない。
筆者は、ソーシャルネットワークは、リアルでの交流を補助し、
その効果をより高めてくれるツールとして捉えている。

これは、ネットが普及すればするほど、
リアルの価値がより高くなることを示す。
ネットで無料ライブ中継を見られるにもかかわらず、
セミナーや講演会に多くの人が足を運ぶ。
メールを使えば無料で連絡が取れるにもかかわらず、
わざわざ50円出してハガキを送る。
リアルで人の話を聞けば、講演者の熱意を感じることができるし、
手書きのハガキを送れば、

その字面から思いを伝えることができる。
このような効果は、ネットが普及すればするほど、
より高まる。
ネットの便利さに頼ってリアルでのやり取りを省いた方が、
手間がかからないからである。この少しの手間の効果が、
今まで以上に高くなる。

ネットを使った広告やサービスにも同じことが言える。
ホームページで情報を発信すれば、
低コストで情報を見込み客や顧客に伝えることができる。
ツイッターやフェースブックを使えば、
それにリアルタイムという価値が付加される。
ただ、これらのデジタル情報は、端末の電源を入れ、
検索を・クリックしなければ、伝えることができない。
一方、POPやチラシなどのアナログ情報は、
人の目に入りさえすれば伝えることができる。
内容を読んでくれるかどうかは別だが、
少なくとも情報の存在を伝えることは可能だろう。
見せたい人に、電源オン・検索・クリックという動作を
要求することもない。電話対応や接客などのサービスも同じ。
話さえすれば、そのニュアンスも含めて伝えることができる。
臨機応変な対応をすれば、顧客満足をより高めることも可能だ。

記事にある
ソーシャルメディアは実際の交流を補助し、
その効果をより高めることができる
という考えは、リアルでの情報発信にも当てはまるだろう。
つまり、
ネット上での情報発信は、
リアルでの情報発信やサービスを補助し、
その効果を高めることができる。
ソーシャルメディアのビジネス利用が増えるにつれて、
逆にリアルでの顧客とのつながりの重要性が増すように思える。

***************************
《今回のヒントのまとめ》

1)電話から始まり、ファックス・メールなど、
技術革新によって人との交流がより容易になった。
今では、ソーシャルネットワークによって、
交流がより盛んになっているが、
リアルでの交流の代替にはならない。

2)ソーシャルネットワークは、リアルでの交流を補助するものであり、
その効果を高めるものである。

3)同じことは、企業によるネット上での情報発信にも言える。
ネットを使った情報発信は低コストで行える反面、
見る人は電源を入れ検索しクリックしなければならない。

4)一方、POPやチラシなどのリアルでの情報発信は、
目に入りさえすれば情報を伝えることができる。
同じことは、電話対応や接客などのサービスにも言え、
話しさえできればニュアンスまで伝え、
臨機応変な対応もできる。

5)ネット上の情報発信は、リアルでの情報発信を補助し、
その効果を高めるのに役立つと言えるだろう。
ソーシャルメディアのビジネス利用が増えれば増えるほど、
リアルでの顧客とのつながりは、その重要性を増すように思える。

***************************

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最近、ワインを勉強しています。
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編集後記
こんばんは、高尾です。
グーグルプラス、実はまだ使ったことがありません。
まだ本格サービスが始まっておらず、紹介制になっています。
誰か、私を紹介していただけないでしょうか。
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| 高尾亮太朗 | IT | 18:00 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
【479号】アプリで人気の顔認識技術、その本命の使い道とは?
 

110808face

(From Flickr)

◎本日のニュース

1)見出し
A Face Launches 1,000 Apps

【出典】
http://goo.gl/9KFMF

2)要約
人の顔を認識する技術が、一般にも活用されており、
この技術を使ったスマートフォンアプリが増えている。
今年のクリスマス商戦には、顔認識カメラの付いた
テレビ用セットボックスが発売され、
認識した視聴者の属性や過去の視聴履歴により、
見ている番組をカスタマイズしてくれる。

そもそも、この技術は、画像や動画から人の顔を認識・記録し、
その記録と照合することで、誰かを特定するというものである。
エラー率が1993年には79%もあったが、
これが2010年には0.29%に劇的に減少し、
性能が大きく向上した。
しかも、価格も大きく下がったので、
一般利用につながったとされている。

一方、プライバシー保護を訴える人からは、
プライバシーを侵害されかねないとの批判を受けている。
認識した顔のデータが、将来監視に使われる恐れがあり、
また消費者が顔認識を拒否できないからである。
この批判に対して、顔認識技術利用者は、
データの記録・公開はしないと反論している。

◎キーセンテンスとその翻訳
3)キーとなる英文
Long the realm of science fiction, advanced technologies
that identify faces now are emerging as the hottest entertainment
gimmick, despite the potential for privacy concerns.

4)キーとなる英文の和訳
顔を認識する高等技術は、長い間、

SFの領域と考えられていたが、
今では最も人気のある娯楽ツールとして存在を広げている。
一方、その技術は、プライバシー問題に発展しかねない。

5)気になる単語・表現
advanced        形容詞     上級の、高等の
gimmick 名詞      巧妙な仕掛け;策略、企画;気の利いた小道具

◎記事から読み取った今日のヒント
6)ビジネスのヒント
顔認識技術を使ったアプリとして、
以下のものが紹介されている。
1.シーンタップ(SceneTap):
契約したバーにカメラを設置し、
来店客の人数や属性を公開する。
2.ソーシャルカメラ(SocialCamera):
アンドロイドのカメラで人を撮影すると、
フェースブックの友人の画像と照合して、
その写真に人のタグを付けて、
フェースブックに投稿してくれる。
3.フェイスRセレブリティー(FaceR Celebrity):
iPhoneのカメラで撮った人の写真が、
どの有名人に似ているか教えてくれる。
4.サードアイ(Third Eye):スマートフォンで撮った写真から、
吸血鬼の遺伝的な特質があるかどうかを教えてくれる。
これらに共通するは、カメラで人を撮影することで、
これまでになかった楽しみを提供してくれるということである。

楽しみの提供からさらに進化したのが、
顔認識技術を使ったテレビ用セットボックス。
この機械にはカメラが設置されており、
テレビを見ている人を撮影する。
その画像から、その人とその属性を認識することによって、
その人が見たいであろう番組を見せてくれる。
さらに、画像とその画像には見せない番組を設定しておくことで、
子供に特定の番組を見せないということも可能になる。
単にテレビを見る楽しみをより大きくするだけでなく、
テレビにある負の側面を小さくするベネフィットも提供してくれる

この先にあるのは、マーケティングだろう。
顔認識技術によってその人の属性を抽出できれば、
その属性にあった広告やその他情報を提供できる。
マスに向けて発した情報よりも、より購買確率は上がる。

ただ、顔認識技術で私が注目したいのは、
顔=一人に一個しかないオリジナルのもの
という顔の特徴である。
世界には、自分に似ている人が3人いると言われるが、
それは単に似ているにすぎず、
精度を高く比較すれば必ず異なる。
この一人に一個しかないオリジナルの顔をカメラに認識できれば、
本人確認がカメラ越しに行えることになり、
セキュリティがより高くなる。

例えば、現在投票所に出かけて投票しなければならない選挙も、
顔が認識できれば、カメラ越しでネットから行えるかもしれない。
投票所に行けばわかるが、投票所には10数名が駐在して、
顔を見ることで本人確認を行っている。
これがカメラ越しに行えるようになれば、
確認する人を減らすことができ、
選挙のコストを下げることができる。

このように、顔認識技術によって本人確認が行えるようになると、
これまで人を介して確認していた作業がカメラ越しで可能になる。
さらには、二重登録やなりすまし防止にもつながる。
これらはすべて、コストダウンにつながるだけでなく、
利用者にとってはわざわざ特定の場所に行くなどの手間が
省けるという恩恵を受けることができる。

セキュリティ問題があるにせよ、
顔という一人一個のオリジナルのものを認識できれば、
本人確認がこれまで以上に簡単になる。
楽しさの提供もいいが、セキュリティや利便性が高まる方が、
より消費者利益は高い。

***************************
《今回のヒントのまとめ》

1)顔認識技術を使ったスマートフォンアプリが増加し、
人気を博している。これらのアプリを使えば、
写真を撮ることにこれまで味わえなかった楽しさが加わる。
さらに進化させたのが、顔認識技術のあるカメラが付いた
テレビ用セットボックスだろう。

2)ただ、顔は一人一個のオリジナルのものと考えれば、
本人確認がカメラ越しで行えるようになる。これにより、
本人確認のコストが下がるだけでなく、
これまで放置されていた二重登録やなりすましが防止される。

3)顔認識技術は、セキュリティと利便性を高めるために使った方が、
より消費者利益は高くなるだろう。

***************************

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編集後記
こんばんは、高尾です。
今日は、みなとこうべ海上花火大会です。
マンションから見えるので、姪っ子達が家に遊びにきます。
私自身も花火を見るのは一年ぶり。
夏を楽しみたいと思います。(シャンパンとパスタも)

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【466号】ナラッテのスマートフォン決済、マーケティングに与える影響とは?
 

◎本日のニュース

1)見出し
Stepping Up Smartphone Checkouts

【出典】
http://goo.gl/wDh6X

NFC Payments Google Wallet

2)要約
シリコンバレーの新興企業ナラッテ社は、
現状のスマートフォンで利用できる決済技術ズーシュを、
月曜日に発表するとしている。

この技術は、スピーカーとマイクロフォンの
付いたスマートフォンで利用可能であり、
現在アメリカで使用されている
1億台以上のスマートフォンで利用できる。
支払いを受ける店舗は、
レジなどの端末にソフトウェアをダウンロードするだけで、
グーグルなどが提唱するNFCよりも投資は低コストで済む
メリットがある。

問題のセキュリティは、
各取引を個別の電子キーで暗号化することにより、
第三者の侵入を防止する。

すでに、ギフトカードやポイントカードを発行する
企業スパークベースが、採用を決めている。
来年末までに、アメリカの25万法人での採用を見込んでいる。

3)キーとなる英文
While many high-tech companies are betting that
smartphones soon will be able to carry out
transactions at store-checkout counters,
a Silicon Valley start-up says it is possible
for current models to handle payments without
a hardware upgrade.

4)キーとなる英文の和訳
多くのハイテク企業は、スマートフォンが
店舗のレジでの決済をもうすぐ行うようになると踏んでいる。
一方、シリコンバレーの新興企業によれば、
現行のモデルがハードウェアのアップグレードなしに
支払いを行えるという。

5)気になる単語・表現
bet that        他動詞     きっと〜だと賭ける
handle  他動詞     〜を扱う

6)今日のヒント
ナラッテ社(Naratte)が開発したズーシュ(Zoosh)

という
技術を使えば、
スピーカーとマイクロフォンの付いた現行のスマートフォンを、
数インチほどに近づければデータ交換ができる
という。このズーシュを使って、
1.スマートフォンで電子マネー決済をする
2.スマートフォンでクーポン取得・管理をする
3.スマートフォンでストアポイントを取得・利用する
4.スマートフォンでクレジットカード・デビットカード支払いをする
などが可能になる。


同じようなことを、
グーグルはNFCという技術を始めようとしている。
NFCを使う場合、端末(スマートフォンやレジスターなど)を
NFC対応型に切り替える必要があり、
そのために1端末あたり100〜850ドルほどかかる。
一方、ズーシュの場合は、
ハードウェアのアップグレードは必要がなく、
ソフトウェアのダウンロードだけで済む。
そのため30ドルほどしかかからず、低コストで済む。

このように、ズーシュを利用することのメリットは、
1.現行のスマートフォンを利用でき、ユーザー獲得が容易。
2.端末への投資が低コストで済み、導入店舗を増やしやすい。
と、ユーザー・導入店舗双方を増やしやすいため、
利用が一気に進むことが期待できる。

このように、技術面でのスマートフォン決済のハードルが大きく引き下げられた。
一方で、ニーズ面では、
1.ユーザー:カード・クーポンなどを持たなくてもいい
2.店舗:購買履歴をもとに、個別にクーポン発行などの販促を打つことができる
というメリットがある。

ユーザーメリットは言うまでもなく、
これまでカードや紙として持ち歩かなくてはならなかった
ポイントカード・クーポンなどから解放できる。
家に忘れたからといって、
割引を受けられないというトラブルがなくなる。
ショッピングを手軽に楽しめるようになる。

店舗は、これまでポイントカードを使って
蓄積していた顧客の購入履歴を、
スマートフォンで管理できるようになる。
この購入履歴を通じて、
より購入確率の高い顧客にだけクーポンを
発行することが可能になる。
今でも、カタリナクーポンのように属性に
応じたクーポン発行手法は存在する。
(例えば、スーパーでサントリーのビールを買った消費者に、
レ次回来店時に利用できるアサヒビールのクーポンをレジで渡す。)
しかし、このクーポンの最大の欠点は、
紙で発行される時に、
いざ使おうと思った時に手元にないということである。
このクーポンが電子化され、
スマートフォンに保管されれば、
スマートフォンを忘れない限り必ず利用される。
これまでよりも販促効果が高まることになる。
さらに、購入履歴を元に、
クーポンを発行したい時にリアルタイムに
クーポンを発行することも可能だろう。
クーポン発行がレジに限られていた現状の仕組みよりも、
販促機会を爆発的に増やすことができる。

このように、スマートフォン決済により、
ユーザーにおいては利便性が、
店舗においては販促効果が高まる。
特に、購入履歴を元に個別に販促を打てることにより、
無駄な安売りが少なくなるだけでなく、
顧客満足度が高まる販促活動を可能にする。
マーケティングが、よりワンツーワンに
近づくことになるだろう。

※ナラッテ社の公式サイト http://www.naratte.com/
カタリナクーポン http://www.catmktg.co.jp/service/product/regi_coupon.html

***************************
《今回のヒントのまとめ》

1)ナラッテ社のスマートフォン決済技術
ズーシュを使うことにより、
現行のスマートフォンを使ったスマートフォン決済が可能になる。
ハードウェアを切り替える必要がなく、
ソフトウェアのダウンロードだけで済むので、
投資額もかなり抑えられる。

2)スマートフォン決済に対するニーズは、
ユーザー・店舗双方にある。
ユーザーは、カードや紙ベースの
クーポンなどを持ち歩く必要がなくなり、
割引が受けられない機会をほぼゼロにさせることができる。
店舗は、購入履歴をスマートフォンに記録することにより、
より利用確率の高いクーポンを発行でき、
販促効果を高めることができる。

3)特に、購入履歴を元に個別に販促を打てることは、
無駄な安売りを避けるだけでなく、
より顧客満足を高められる販促活動を可能にする。
マーケティングが、ワンツーワンに近づくことになる。

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(Baron Maxime Brut Gold Reserve)
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編集後記
こんばんは、高尾です。
週末はおとなしくしていたせいか、
体調がほぼ万全に戻りました。
(薬は、医者の言うとおりまだ続けますが。)
今週は雨の多い一週間のようです。
となると、蒸し暑くなるということ。
今年の夏は、節電の影響で室内の平均温度が高くなるので、
この蒸し暑さにも慣れなければなりません。
蒸し暑さの中でも全力を出し切れるかどうか。
意外にこんなことが、
企業の競争力につながるかもしれないですね。

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高尾亮太朗

1975年兵庫県姫路市生まれ。白鳥小学校・淳心学院・駿台予備学校神戸校・早稲田大学政治経済学部に進む。大学進学時に政治家を志し、早大鵬志会に入会。・・・続き
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